福島県は平成24年から県内で生産されるすべての米について、放射性物質の吸収抑制対策を実施し安全を確認してきましたが、平成27年以降通算5年間、安全基準である100ベクレル/キログラムを超えるものがないことから、令和2年産米からモニタリング検査(抽出検査)に移行しました。
今年度は、モニタリング検査へ移行してからさらに4年間安全基準を超えるものがないため、国のガイドラインに基づき、福島県が旧町村単位で行っていた抽出検査が3点から1点の検査へと変更となります。そのため、旧町村単位で収穫時期が早い生産者の検体1点を検査し、安全性を確認してから出荷・販売されます。
■農家の皆さんへー令和5年産米の出荷についてー
○集荷業者(JAなど)は、福島県が実施する米のモニタリング検査が終了するまで保管しますので、米の出荷については集荷業者(JAなど)の案内により行ってください。
○生産者が行う直接販売や無償譲渡などについては、上記地区でのモニタリング検査を実施し、安全性を確認してから出荷することができます。
○各地区の検査状況は、市のホームページなどでお知らせします。
問い合わせ:
産業部 農政課【電話】24-5385
福島県県北農林事務所 安達農業普及所【電話】22-1127
<この記事についてアンケートにご協力ください。>