こんにちは!国際交流員のエイミーです。
今月は、イギリスの手話言語について話したいと思います。
みなさん、ご存じでしたか?9月23日は手話言語の国際デー(International Day of Sign Language)です。
世界の国々にはそれぞれの手話言語があり、話す言語と同じように手話にも方言などがあります!イギリスの手話はBSL(British Sign Language)と呼ばれ、実は2つ以上の意味を表す言葉(サイン)が多いです。例えば、左側の写真のサインは「こんにちは」と「さようなら」というあいさつの両方を表します。どちらを意味するのかは、会話の状況から判断します。そしてサインをしながら言葉を口でも言うと伝わりやすいです。
もう1つの例は、「お元気ですか?」と「元気です」のサインです。みなさん、右側の2つの写真の違いはすぐに分かりますか?実は質問と応答をはっきりと分けるように、サインのみならず表情もとても重要になります。右側の写真のように、何かを聞きたいように見える表情を使うと、質問していることを相手はすぐにわかると思います。
手話言語を身につけると、コミュニケーションスキルはもちろん、自分の視野なども広がっていくのではないかと思います。私も国際交流員として働いている間に、日本の手話の基本を学ぼうとしています!みなさんも機会があれば、世界の国々の手話言語を学んでみませんか?
<この記事についてアンケートにご協力ください。>