本宮市長 高松義行
先ずは、能登の皆様に心からの御見舞を申し上げなくてはならない事態となってしまいました。元日の大地震からの復旧の微かな光が見えてきた9月20日から24日にかけての大雨災害、心痛む状況です。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、今こそ多くの皆様の思いを能登にお届けいたしましょう。宜しくお願い致します!
本宮の大水害からも今年で5年、被災者の皆様・市民の皆様と共に心折れずに頑張れたのは、多くの皆様の温かいお力添えのお陰であった事は間違いありません。ハード面の防災対策は進んでおりますが、これで足りると言う事はありません。いざ自らが、家族が・・その時如何に命を守るか、如何に助け合えるかが大事です。皆さんの備えは如何ですか?
今日は10月8日、明日から出張が続くので今日は朝から広報もとみやの11月号の筆を取っています。私は秋の月が好きです。今年の中秋は9月17日十四夜のお月さまでした。
薄雲をあしらった十四夜の月、心静かに愛でる事ができました。
『月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月』『名月を取ってくれろと泣く子かな』『月天心貧しき町を通りけり』『名月を隠す雲居や独り酒』・・情景が浮かびます。
近頃は毎日の雨、お月さんが見えません。稲刈りの作業も心配です。満月も、三日月も、毎日姿を変えるお月さん、それぞれに良いものです。澄んだ夜空にお月さんと雁三羽・・一度でよいので穏やかな心で愛でてみたいものです。私の秋の夜の密やかな夢です。
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