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冬を元気に!感染症に気をつけよう!

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福島県本宮市

これからの時期は空気が乾燥し、感染症が流行しやすい時期を迎えます。また、今年度は年末年始が大型連休となることから、帰省はもちろん、外出する人が多くなると予想されます。すでに流行している感染症もありますが、感染症に気をつけ、今年の冬を元気に楽しみましょう。


福島県では、県内各地区の1週間ごとの感染状況を公開しています。感染症が流行っている地区へのお出かけは、いつも以上に感染対策の意識を高めましょう。


各都道府県でも感染症の情報を公開しています。帰省や旅行の際には、移動先の感染状況を確認することがポイントです。
「○○県 感染症週報」で検索

■2024年感染者数過去最多『マイコプラズマ肺炎』
肺炎マイコプラズマという細菌に感染することによって起こる感染症です。
特に小児や若年層に発症が多く、例年患者として報告されるもののうち、約80%は14歳以下ですが、成人の報告も見られます。
例年の同時期と比べると感染者数がかなり多い状況となっていて注意が必要です。

●主な症状は?
発熱や全身の倦怠感(だるさ)、頭痛、咳など
※咳は熱が下がった後も長期(3~4週間)にわたって続くのが特徴です

●感染経路は?
飛沫感染、接触感染により感染します。感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、2~3週間くらいとされています。

■県内でも集団感染発生『結核』
結核菌に感染することによって、肺に炎症が起こる病気です。
日本では今も年間約1,500人の方が結核で亡くなっているように、命に関わる感染症です。
特に高齢者の方の感染が多く、令和5年度に福島県内で発症した方の約7割が65歳以上の高齢者です。

●主な症状は?
咳、痰、発熱、呼吸困難などの風邪のような症状

●感染経路は?
飛沫感染により感染します。

●結核を疑うサインは?
痰が絡む咳や、微熱、身体のだるさが2週間以上続く場合は注意が必要です。特に高齢者の方は自身の体調の変化に気がつきづらいことがあるため、体温計やパルスオキシメーターを活用しながら、適切に医療機関を受診しましょう。

65歳以上の方は毎年結核検診を受診することになっています。
ご希望の方は保健福祉部保健課(【電話】0243-24-5112)へご相談ください。

■これから流行を迎える感染症


●主な症状は?
38℃以上の高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身の強い症状が特徴です。抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重症化するケースがありますので、特に注意が必要です。

●他の人にうつる期間は?
発症後3~7日間と言われています。


●主な症状は?
喉の痛みや38℃以上の高熱、鼻水や咳が主な症状です。発熱が伴わない場合もあります。

●他の人にうつる期間は?
発症後7~10日間と言われています。特に発症後5日間は人にうつるリスクが高いとされています。

■インフルエンザワクチン・新型コロナワクチンのお知らせ
重症化予防のためには、ワクチン接種が効果的です。高齢者や子どもなどを対象とした助成などもありますので、積極的に活用して接種を受けましょう。

▼高齢者
定期予防接種(インフルエンザワクチン・新型コロナワクチン接種)

▼妊婦・子ども
任意予防接種(インフルエンザワクチンの接種費用助成)

■これらの感染症から身を守るためにはやはり基本的な感染対策の心がけが大切です!
規則正しい生活習慣で免疫力UP!

○適切なマスクの着用
医療機関や高齢者施設、混雑する電車の中などは特に効果的!

○こまめな手洗い、手指消毒
帰宅時や食事前などはしっかり手洗い。携帯用の除菌スプレーなどもおすすめ!

○適度な湿度の保持
湿度が40%以下でウイルスが活発化。加湿器などで50%以上を保持!

○こまめな換気
定期的に空気の入れ替え!対角線上の窓を開けるとより効果的!

○バランスの良い食事、充分な睡眠
バランスの良い食事を3食しっかり!睡眠は6~8時間を確保!

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