こんにちは!国際交流員のエイミーです。
今月は、クリスマスケーキについてお話しします。
皆さん、いよいよ年末ですね!
年末にはイギリスを含む多くの国々がクリスマスの日(英:Christmas Day)を祝います。日本でもクリスマスを祝う人は多く、また祝うか否かに関わらず、コンビニやケーキ屋さんでクリスマスケーキ(英:Christmas Cake)を予約する人も多いと思います。イギリスでもクリスマスケーキを食べますが、実は日本のいちごたっぷりのスポンジケーキとは全く違うものです。
クリスマスケーキは、そもそもイギリスに由来し、本来ドライフルーツのケーキです。基本的なケーキの材料(小麦粉、バター、卵、砂糖)に加え、ブランデーで漬け込んだドライフルーツとその皮、そしてシナモンやクローヴといった季節のスパイスで作られます。そのまま食べてもおいしいですが、ケーキ全体にアーモンドペーストを塗ってフォンダンアイシングをつけることもあります。フォンダンの上にヒイラギなどを飾るとより可愛くなります。
日本のクリスマスケーキは、生クリームや新鮮な食材を使うので早く食べなければなりません。その一方、イギリスのクリスマスケーキはブランデーが保存剤のように食材を長持ちさせるので、作ってから約3カ月後までは食べられます!(もし当日に食べきれないならね!)
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