地域防災マネージャー 小斎(こさい)広志(ひろし)
~「非常持ち出しの点検」について~
能登の地震があり、改めてテレビなどで非常用持ち出しや備蓄の重要性が見直されています。みなさん、非常持ち出しのチェックをしてみませんか。季節は巡るもので、暑いとき寒いときそれぞれ特性があり、必要とされるものも違ってきます。一年を通し必要なものもありますが、機会を作って点検・交換・補充などを行っておくことをおすすめします。
例えば、寒い時には防寒のためのものが必要ですし、暑い時には防暑のためのものが必要でしょう。また、通年で入れておくものについても使用期限や状態を確認しておくことが望ましいです。
そして大事なのが防水の処置です。せっかく用意した衣類やタオルも、いざ使用する時に濡れていては元も子もありません。個別に包装するのがいちばんいいですが、最低限大きい厚手のビニール袋に入れてからリュックに入れましょう。その際には中の空気をできるだけ抜いておくことが、濡らさないコツです。
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