地域防災マネージャーの防災いろいろ

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■「フェイズフリーな防災」について
地域防災マネージャー　小斎こさい)広志(ひろし)

皆さんフェイズフリーという言葉をご存じでしょうか?
これはこと防災に関しては、日常身のまわりで使用しているものを使用した災害対策を表す言葉になります。改めて何かを購入したり準備したりしない防災の事です。
ツナ缶とティッシュでろうそくは有名ですが、台所で使っているラップは活用範囲が広いのでいくつか紹介します。食事の際にお皿に巻けば食器を洗う必要がなくなり水の節約になります。骨折などの際には段ボールなどと組み合わせて包帯の代わりにもなります。よじるとひものような使い方もできますし、壁に貼ってマジックで文字を書けば伝言板の出来上がりです。くしゃくしゃにすれば食器洗いのスポンジにもなります。新聞紙をおなかに巻いてその上からラップを巻くと意外と暖かい。活用範囲は広いですね。
皆さんも買い置きのラップを一つ増やして「フェイズフリー」、始めてみませんか?