地域防災マネージャーの防災いろいろ

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～「空気の乾燥」について～
地域防災マネージャー　小斎(こさい)広志(ひろし)

皆さん、暖かくなってくるこの季節は、空気がとても乾燥しますね。普段の生活で、のどや鼻の内側がよく乾くのはそれが原因です。過ごしやすくなってくる一方、空気の乾燥により火事が起きやすくなります。そしていったん出た火は、乾燥により大火災につながることがあります。
野焼きは特に注意してください。地面に広がった乾燥した草木は思っているより燃え広がり方が速く、自分だけでは消せなくなることが多いものです。最悪の場合、命の危険にも直結します。万が一の際には、直ちに119番への通報と安全の確保が必要です。また、住宅密集地や山林の火災もこの季節火が広がりやすく、いったん燃え広がってしまうと消すことが困難で、被害も甚大なものになります。一番の防火は火を出さないことです。どんな大きな火事も最初はほんの小さい火であることが大多数です。
屋外レジャーの季節の到来でもあります。バーベキューの火の消し忘れ、たばこの不始末などには特に注意してレジャーシーズンを楽しみましょう。