本宮市長 高松義行
昨年度は今月の逸品と題して、月々の心に残った品などを思うにまかせ綴りながら自分を見つめ直しておりました。今年度はなににします?担当の職員さんから・・え!また続けるの?・・ハイ!市長も広報紙編集に協力してください・・と、日ごろ私の仕事を身近な所で支えていただいております総務政策部秘書広報課皆さんからです・・NOとはなかなか言えません。読んでいただいておられる方がおられるのやら、どんな方に読んでいただいているのやら、大きな不安を抱きながらも・・大丈夫ですよ・・担当の言葉に背中を押され、今年度は『いとおかし』事ことと題し、月々の趣多き事、心が動かされた事などを、書いてみたいと思います。
思い起こせば、市長の歳時記から始まり、今月の一文字、今月の逸品と4年目を迎えます。
正直ネタ切れ・・前にも同じような・・どうぞご容赦ください。
今日、3月12日、昨日は東日本大震災から13年が経過いたしました。私の市長在籍年数と同じです。つい昨日のことのようにも思え、長い時間が過ぎ去ったような思いもあります。勿論悲しい苦しいことも沢山ありました。一方それらと向き合う中で多くの方々と出会い心通わせ、幸せの芽が顔を覗かせてくれたりしました。沢山の物語があります。来月の4日に、英国ケンジントン&;チェルシー王室特別区と本宮市において友好都市の締結式が執り行われる予定です。英国ウィリアム皇太子殿下(当時王子)が本宮に災害のお見舞いにおいでいただいたのがきっかけで、議会・市民の皆様のご理解はもとより、多くの方々の温かい思いと協力があっての成就です。私は、このことを大震災からの復興の一つと捉えております。
令和6年3月12日
<この記事についてアンケートにご協力ください。>