私の随想録

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今回のライター
村田　則之さん(糠沢)
―Murata Noriyuki―

○わたしのいいね!
水槽で魚や水草を育てる「アクアリウム」が趣味。また、最近では生チョコ、キウイフルーツジャムを作ったりしています。

「退職後」
退職後、映画鑑賞や音楽、園芸を楽しんでいた。1カ月が過ぎた頃、前職場からヘルプの声がかかった。1年ほど勤めた頃、父親が判断力低下や忘却などでさまざまなトラブルを起こすようになり辞めた。介護の知識もなく、普通ではありえない問題の対応でストレスは増え、本当は優しくかかわる方がよい認知症の親に不満をぶつけることもしばしばであった。退職後の自由で気ままな生活どころではなくなった。
そんなある日、友人が素敵なカフェと若い頃に取り組んでいた有用微生物群(EM)を使った活動をしている方を結びつけてくれた。私が困っていると助言をしてくれたり、親の様子を心配してくれたりと本当に助かっている。料理も教わり今では料理が趣味になった。認知症の親が「これはうまい」と言ってくれた時は実にうれしい。
話題を変えるが、草や生ごみはほぼ水分だ。私の住む光が丘地区では刈り取った草や集めた落葉を堆肥化している。焼却場から出る二酸化炭素の排出抑制や堆肥化した草や落葉の利用が目的である。この堆肥には糸状菌が繁殖し植物の成長にかかせない。この無駄にしない取り組みは光が丘の良さの一つと思う。
おしゃべりを通して多くの方からいろいろな知識や技術を教えてもらっている。おいしい店、本の紹介、温泉、ふるさと納税と確定申告、法事のお返し、スマホの使い方いろいろ、大根ステーキなど盛り沢山だ。
みなさん、お酒と手作り料理などを持ち寄っておしゃべりしませんか。