地域防災マネージャー 小斎(こさい)広志(ひろし)
~「ヘルメット」について~
今月は避難の際のヘルメットについて紹介します。
何やら物々しい感じがする避難用のヘルメットですが、あると安全性が高まります。頭部を落下物などから守ってくれるのはもちろんですが、ヘッドランプを使用する時はしっかり固定できるので、イライラすることはありません。意外な力を発揮するのは雨の日で、ヘルメットをかぶっていると、つばがあるので視界を確保できます。
そして、なんと!頭がぬれません。これは結構重要で気分が大きく違います。大雨の中を歩くことはとても不快で、少しでも快適に動こうとするとき、ヘルメットは必ず役に立ちます。避難所などに着いたときに、頭がぐっしょりぬれているのとそうでないのとでは気持ちに天と地の差があると思いませんか?特に髪の長い人はぬれた髪を乾かすのが相当手間になるのは想像がつくと思います。
時折「自転車のヘルメット」は避難に使えるか?との質問を受けます。本来の用途ではありませんのでお勧めはしませんが、助かるために、ないよりはあった方がいいと私は思います。が、ぜひ専用のものをご準備ください。
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