子宮頸がんは子宮の入口にできるがんのことで、子宮頸がんの95%以上がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によるものです。HPVワクチンを接種することで、HPVの感染を防ぎます。HPV以外にもがんになる原因はあります。定期的に検診を受けてがんを早期発見・治療することで、がんで命を落とすリスクが減ります。
■子宮頸がん検診の対象者
20歳以上の女性
■HPVワクチン接種の対象者(無料での接種の対象者 ※対象者以外が接種する場合、約5~9万円の費用がかかります)
(1)定期予防接種:小学6年生~高校1年生相当の女性
(2)キャッチアップ接種:平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれで、過去に接種を合計3回受けていない女性
■キャッチアップ接種の対象者の方へ
キャッチアップ接種とは、積極的勧奨の差し控えによりHPVワクチンの接種機会を逃した方を対象とした接種機会の提供です。ワクチンは合計3回の接種が必要で、完了するまでに約6カ月要するため、9月頃までに1回目の接種を受けましょう。
接種期間:令和7年3月31日まで
接種回数:3回(過去に1回受けた方は残りの2回、過去に2回受けた方は残りの1回)
必要なもの:
・母子健康手帳
・予診票
・本人確認書類(健康保険証、マイナンバーカード、運転免許証などの現住所が確認できるもの)
※予診票は令和4年度に送付しています。紛失・転入などで予診票がお手元に無い場合は再発行します。母子健康手帳を持参の上、保健福祉部保健課までお越しください。
■過去に自費でHPVワクチンの接種を受けた方への償還払い制度について
●対象者:令和4年4月1日現在で本宮市に住民票がある、平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女性で、令和4年3月31日までに定期接種の対象年齢(小学6年生から高校1年生相当)を過ぎたため任意接種として自費でHPVワクチンの接種を受けた方。
●手続き:接種記録が確認できる母子健康手帳または予防接種済証、領収書など費用が確認できる書類、印鑑、振込先の口座通帳を持参の上、保健福祉部保健課までお越しください。なお、接種記録や領収書を紛失された方はご相談ください。
●その他:手続き期限は令和7年3月31日です。なるべくお早めにお手続きをお願いします。
なお、令和4年4月2日以降に転入された方は、転入前の住所地の市町村にお問い合わせください。
問い合わせ:保健福祉部 保健課
【電話】24-5112
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