~つれづれと冬の寒さを思い出し~
地域防災マネージャー 小斎(こさい)広志(ひろし)
寒い日が続いています。「冬来たりなば春遠からじ」と申しますが、今回は冬の非常持出品にあったらいいものをいろいろと…。
冬の避難所は寒いと思っていた方が無難です。暖房設備があったとしても停電や燃料不足、災害時には何らかの理由により稼働しないことも考えられます。避難時の寒さを防ぐためには、防寒の準備を万全にしておいた方がいいですね。
足先の冷えは辛いもの。私は最近ウールの靴下を愛用しています。多少値は張りますがとても暖かく数日間履いても臭いがしません。(実験ですよ、実験!)ウールの衣類は直接着込むことで多少濡れていても暖かく感じる特性がありますのでご参考までに。
ひざ掛け、小さめの毛布、アルミの保温シートなんかも多目的に使え、特に保温には有効に作用します。人間は体の先端から冷えていくとも言われていますので、手袋、靴下、帽子、マフラー、カイロなどは非常持出品に入れておきましょう。
東日本大震災時の避難所はとても寒かったようです。記憶にとどめておいてください。
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