私の随想録

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■今月のライター
遠藤　拓朗さん(仁井田)
―Endou Takurou―

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「趣味も仕事」
私は、郡山市で「麺工房えんたく」というラーメン屋を経営しています。高校生の頃に飲食店でのアルバイトを経験し、卒業後は、美容関係の専門学校に進学するも、就職先は飲食店を選択しました。
妻と一緒に仕事ができればと思い、飲食店の従業員として働きながら、ラーメンについて独学で勉強し、昨年9月、自分の店をオープンさせました。
ラーメンは十人十色。スープの味はもちろん、麺の太さや種類など、好みが特に分かれる料理だと思っています。同じラーメンでも、人によっていろいろな感想をいただきます。ラーメンの難しさでもあり、その一方で、それが楽しさでもあると感じています。
私はラーメンを作る上で、何か1つに強くこだわることはありませんが、チャーシューには少しこだわっており、燻製(くんせい)にすることで香りを良くしています。
また、野菜は本宮産を使用していて、広報もとみや10月号で掲載された鈴木太さんが経営する「太っちゃん屋」から野菜を仕入れています。今の時期は長ネギがとても甘みがあって、ラーメンをより美味しく味わえます。
店をオープンしてから約4カ月がたちますが、忙しい日々です。バイクが趣味で、以前はバイク仲間とよくツーリングしていました。ロードバイクも趣味で、ロードバイクで本宮から喜多方まで、ラーメンを食べに行ったこともありました。今はなかなか趣味に時間を充てられませんが、落ち着いてきたら少しずつ趣味にも時間を使えたらいいなと思います。
最後になりますが、将来的には、本宮市の実家の近くで店を開くことを目指しています。これからもたくさんの人に美味しいラーメンを届けていきたいと思います。