■命にかかわる心筋梗塞・狭心症-生活習慣の改善で予防しよう-
▽第3回 冠動脈が狭くなる原因って?
心筋梗塞や狭心症などの虚血性心疾患は、冠動脈が狭くなったり、硬くなったり、つまったりすることで発症します。
どうして?なにが原因なの?
血液検査や健診でわかる項目のうち、
・肥満
・血圧
・中性脂肪・LDLコレステロール
・血糖・HbA1c
・尿酸
の値が高い人は知らず知らずのうちに血管が狭くなったり、硬くなったり、つまりやすくなっているかもしれません。
“血管がつまる”って聞くけど、どんなふうにつまるの?
血管はすぐにはつまりません。生まれたときはしなやかできれいな血管ですが、血液検査の結果に少しでも異常があれば数十年かけて少しずつ狭くなったり、硬くなったり、詰まりやすくなったり…と変化していきます。変化の進行度合いも人それぞれ個人差があります。
・本来の血液の通り道
・25%狭くなった通り道
・50%狭くなった通り道
・75~90%狭くなった通り道→心筋梗塞・狭心症の発症
※図など詳細は、本紙またはPDF版09ページをご覧ください。
血管が詰まっていくと、自覚症状はあるの?
特に自覚症状はありません。なので、自分の体の状態を知るために、1年に1回健診を受けることが重要です。血液の状態は健診を受けていただくとわかります。柳津町では6/10(土)、6/12(月)~6/16(金)に春の総合健診を実施します。ぜひこの機会に健診を受けましょう。健診の結果の見方については次回お話しします。
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