■届けたいのは安心・安全と真心―
環境に配慮しながら地域に貢献
有限会社ゑび屋
大正3年の創業以来、桑折町の物流を支えている有限会社ゑび屋。環境への配慮を心掛けながら事業に取り組んでいます。トラックで荷物を運ぶ際に使用する「パレット」は、木製のものだと約5年で傷んでしまいます。本来であれば廃材として処分するところを発想転換し、希望する家庭に薪燃料として提供する再資源化の仕組みを作りました。車のバンパーの原料となる樹脂製のパレットやコンテナ、不要となった梱包材であるラップ・段ボールなども、「資源」として提供し、再利用に繋げています。
町を盛り上げたいという思いから、小中学校の演奏会の際には、楽器の運搬を担うなど、さまざまな活動を通し地元に貢献しています。和泉守昭代表取締役社長は「環境に配慮した設備を積極的に導入したい。バイオ燃料のような、新たな再生エネルギーの開発にも挑戦し、持続可能な社会の実現に貢献していきたい」と思いを語りました。
◎町内でSDGsに取り組む企業・団体の皆さんを紹介します。「桑折町SDGs登録制度」の申請は総合政策課(【電話】582-2115)まで。
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