■交通安全を最優先に環境保全にも―物流を通じて地域へ貢献
佐川急便株式会社 福島国見営業所
「信頼・創造・挑戦」を理念に掲げ、物流サービスを展開する佐川急便株式会社福島国見営業所。交通事故のない安全な社会の実現と環境負荷のない物流に努めるなど、SDGsの目標達成に貢献しています。
「国連の京都議定書の採択に賛同し、1997年には、業界に先駆け、二酸化炭素排出量の少ない天然ガストラックを導入しました」と話す東京本社CSR推進部CSR推進課長の竹下博士さん。その後も、技術の進化とともにハイブリッドやEV、燃料電池トラックなど、より環境に優しいトラックへの切り替えを進めています。ドライバーのユニフォームには、ペットボトルをリサイクルした素材を使用し、2022年度までに約1、743万本分ものペットボトルを再利用。また、環境に優しく安全な「エコ安全ドライブ」も実践。事故が起こりやすいポイントでは、指差し確認やふんわりアクセルなどを徹底するほか、昨年10月には醸芳幼稚園で交通安全教室を開催するなど、地域に密着した活動も行っています。同営業所の須藤裕一さんは「今後も宅配便の事業活動を通じて、地域社会に貢献していきたい」と意気込みました。
◎町内でSDGsに取り組む企業・団体の皆さんを紹介します。「桑折町SDGs登録制度」の申請は総合政策課(【電話】582-2115)まで。
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