【POINT2 非常持出品・非常用備蓄品を備える】
■大地震が発生するとライフラインが止まります
▼上下水道
・飲料水がなくなる
・トイレを流せない
▼電力
・家電が使えない
・スマホを充電できない
▼ガス
・料理ができない
・お風呂に入れない
▽特に必要なもの
・水…1人1日3リットル×7日分
・携帯トイレ
・カセットコンロボンベ
・電池交換式バッテリー
・ヘッドライト
■防災グッズリスト
非常持出品…避難時に持ち出すものです。リュックサックなどに入れておきましょう。
非常用備蓄品…数日間、自宅で過ごす場合に最低限必要なものです(最低3日分、できれば7日分)
▼非常持出品
▼非常用備蓄品
◇ローリングストック
普段から少し多めに食料を買い置きし、日常生活で使った分だけ買い足していくことで、常に一定量の食料を備蓄しておくことができます。
【POINT3 連絡手段の確認】
地震発生後は、通信障害などにより連絡手段が限られます。家族離ればなれで被災したときなどを想定し、互いの安否確認手段を共有しておきましょう。また、居住地区の避難場所や自宅からの安全な避難ルートも確認しておきましょう。
▼災害発生時には、「災害用伝言ダイヤル171」や「災害用伝言版(web171)」が利用できます。詳しくは、右記二次元コード(本紙PDF版4ページ参照)またはご利用の通信事業者ホームページなどでご確認ください。
【POINT4 情報の把握】
最新の災害情報は、テレビやラジオ、インターネットなどで確認する他、町からの最新情報は、町公式ホームページやLINE、X(旧Twitter)、Facebookで確認できます。利用の際は、登録が必要なものもあるため、事前に済ませておきましょう。
◆防災知識を深めよう!
災害発生時、慌てずに適切な行動をとるためには、日ごろから防災知識を身に付けておくことが大切です。テレビやインターネットなどから防災に関する情報を収集する他、町で実施する防災訓練などに参加して、防災行動力を高めましょう。
―参考資料―
・桑折町ハザードマップ
・総務省消防庁防災マニュアル(震災対策啓発資料)
■能登半島地震被災地支援職員の声
「被災地での活動を終えて」
派遣先:富山県氷見市
期間:
1月25日~31日
2月4日~10日
人数:4人
業務:住家被害認定調査
町では、福島県や県内自治体とともに「ふくしま災害時相互応援チーム」の一員として、能登半島地震の被災地支援のため職員を派遣しました。派遣された職員から現地の状況や支援活動内容を聞きました。
生活環境課 危機管理係
係長 幕田将則
震度5強を観測した氷見市では、液状化現象による被害が深刻で、住宅全壊が130棟を超えるほか、道路にも段差や傾きが見られました。罹災証明書の申請があった住宅の傾きや屋根・外壁・基礎の被害状況を確認し、損害割合を算定する住家被害認定調査を行う中で、初めての経験という話をお聞きし、元日の混乱が推察されました。私たちも過去の経験を忘れずに、日ごろから地震への備えを確認し合うことが大切だと改めて感じました。
生活環境課 危機管理係
朽木健太朗
東日本大震災や2度の福島県沖地震の災害対応業務の経験を活かし、微力ながらも住家被害調査にあたらせていただきました。氷見市の災害対応の様子や倒壊した家屋を目の当たりにするとともに、被災者の生の声を聞き、改めて地震の怖さを実感しました。氷見市を含む被災地の1日も早い復旧・復興を引き続き願うとともに、この貴重な経験を活かし、適切な防災・災害対応業務など、町の危機管理に努めていきたいと思います。
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