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福島蚕糸跡地利活用事業「桑折の新たな顔となる複合施設がオープン」

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福島県桑折町

オープン初日は、オープニングセレモニーが開かれ、株式会社いちいの伊藤信弘代表取締役と髙橋宣博町長があいさつし、テープカットが行われました。開店を心待ちにしていた多くの人が列をなし、活気あふれる初日となりました。

■気軽に集える場所自習室「学ViVA(まなびば)」
いちい桑折店内にあるカフェ併設のパブリックスペース内には、町民の皆さんが自主勉強や生涯学習などに取り組める自習室「学ViVA」が整備されています。
町の高校生の多くが、福島市内の施設で夜遅くまで勉強をしている現状があったことから、学習スペースの確保を町が要望し、70平方メートルの自習室整備が実現しました。
町は、この自習室が、多くの町民の皆さんから親しまれる施設となるよう愛称を募集し「学ViVA」と決定。施設オープンに先立ち、愛称採用者への記念品贈呈式が3月13日、現地で行われました。当日は、採用者の藤倉心陽さん、佳作の丹治千奈さん、安藤心海さんに、町および株式会社いちいから記念品を贈呈。ぜひ、皆さんも気軽にご利用ください。利用方法などの詳細は、町ホームページ(下記二次元コード(本紙PDF版5ページ参照))をご確認ください

▽町の賑わい創出中心市街地活性化を目指して
福島蚕糸跡地は、平成21年に町が取得し、東日本大震災以降、応急仮設住宅および災害公営住宅や蚕糸記念公園などの整備を進めてきました。
令和3年には、株式会社いちいおよび社会福祉法人松葉福祉会と利活用事業の基本協定を締結。最後の総仕上げとなる、商業施設を核とした「交流」と「子育て」などの機能をもち、まちの顔となる複合施設の整備が官民連携により始まりました。そして、その主軸となるスーパーマーケット「いちい桑折店」とアウトドア施設「グランケット桑折」が3月15日にオープン・プレオープンを迎えました。
日用品や生鮮食品の販売だけでなく、24時間営業のコインランドリーや誰でも利用ができる自習室などのパブリックスペースも整備。さらには、BBQやキャンプなどが楽しめるアウトドア設備も揃うなど、人と人とが交わる町の新たな交流拠点として、更なる賑わい創出が期待されます。

▽地域に寄り添うサービスの充実
いちい桑折店では、町産品や地元農産物産直コーナーが設置されるほか、移動スーパー「とくし丸」の実施も予定(5月以降)されています。冷蔵庫を完備した軽トラックが、新鮮な食材や日用品を載せて自宅前で販売を行うサービスで、水道の水が漏れる、クーラーの効きが良くない、ドアの立て付けが悪いなど、生活の困りごとを相談することも可能。地域の「良き相談相手」としても利用できます。

▽気軽に楽しめるアウトドア
グランケット桑折には、自由にテントを張れるフリーサイトや電源付きのオートサイト、気軽にグランピングが楽しめるドームテント、ベッドやお風呂、薪ストーブなどが完備されている1棟貸しのキャビン棟が整備され、木材は半田山の間伐材が使われています。BBQに使用する道具のレンタルも可能で、オールシーズン手ぶらでアウトドアが楽しめます(詳細は、右記二次元コード(本紙PDF版5ページ参照)から)。

[VOICE]株式会社いちい 専務 伊藤 翼さん
いちい桑折店およびグランケット桑折がオープン・プレオープンを迎え、喜びとともに身が引き締まる思いです。食を通じて多くのお客さまに貢献していくとともに、桑折町の観光施設のハブとして、さらなる交流人口増へも寄与していきたいと思っています。当施設が、桑折町にあって良かったと思ってもらえるよう、総力を尽くして運営していきますので、応援よろしくお願いします。

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