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福島県楢葉町

『総合健診でのアンケートから 運動習慣編』

今年の春は花粉が非常にたくさん飛散し、遠くの景色が霞んでしまう日が多かったです。もしかしたら、数シーズンぶりに花粉症の辛い症状に悩まされた方も多いのではないでしょうか。この記事をご覧になる頃には、花粉の飛散も落ち着いて、屋外で気持ちよく身体を動かせる時期が訪れていることを祈ります。
そのような訳で、今回は『運動習慣』に注目して心と身体のアンケートの結果を解説します。

◆運動習慣と性別との関係は?
まずは、運動習慣と性別との関係です。全体的には、男女ともに運動習慣のある方の割合は同じくらいで、2人に1人は運動習慣があることが判りました。
ただし、男性と女性とでは、年代によって運動習慣の状況が異なります。女性はすべての年代を通して運動習慣がある方の割合は一定なのに対して、男性は30代・40代の方々ではその割合が低いことが判りました。若い世代の運動不足は、国の調査でも同様の結果が得られており、全国的な課題となっています。

30代・40代で運動習慣のない方々は、そのまま運動習慣のない人生を送るのか、体力や身体機能の衰えに気付く前に運動習慣を取り入れることができるのか、その後の人生における重大な分岐点に直面しているのです。

◆運動習慣と地域活動への参加頻度との関係
次に、運動習慣と地域活動への参加頻度の関係をご紹介します。
「月に1回以上」地域活動への参加する人は、運動習慣のある人の割合が高い傾向にあるということが判りました。
「運動習慣がある」から「地域活動に参加する」のか、「地域活動に参加する」から「運動習慣が身に付く」のか、アンケートからは因果関係を紐解くことは出来ませんが、それぞれが良い効果を与えているのではないでしょうか。

◆運動習慣と幸福度との関係
最後に、運動習慣と幸福度の関係をご紹介します。
幸福度が高いグループほど、運動習慣のある方の割合が高いことが判ります。
実は、運動習慣のある方は、幸福度だけではなく、自尊心を高く保つことができる、自立した生活を送るといった、様々な面で『良いこと尽くし』だということが明らかになっています。
幸せな明日のため、今から出来ることを探しませんか?

精神的な健康に最も効果があるのは、1回につき45分くらいの運動を週に3~5回おこなうことだということが明らかになっています。ただし、1日に3時間以上の運動をする人は、精神的な健康に悪影響を及ぼす可能性も指摘されています。
何事も、過ぎたるは猶及ばざるが如し、ということです。適度に身体を動かして、心も身体も快適な日々を過ごしましょう。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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