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福島県楢葉町

総合健診でのアンケートから(お口の健康編)

皆さんはご自分のお口の健康に関心をもっていますか?「ちょっと噛み合わせが悪い気もするけれど、それなりに歯みがきしてるから大丈夫」という方や「年に一度は歯医者さんでチェックしてもらっている」という方もいるでしょう。
実は、お口の健康が身体全体に影響することが明らかになっています。健やかな毎日を送るためにも、お口の健康に関心を持ちましょう。

◆年齢と歯の本数との関係は?
まずは、年齢と歯の本数との関係をご紹介します。全体的には、男女ともに年齢を重ねるとともに歯の本数が少なくなる傾向があります。

ただし、男性と女性とでは、年代によって若干の違いがあります。70代以降になると、女性の方が歯の本数が少なくなるということが判りました。これは、女性の方がホルモンのバランスが変化しやすいことや、骨密度の低下が歯槽骨(歯の根を支える骨)にも影響して歯が抜けてしまうことが原因だと考えられます。

◆生活習慣病と歯の本数との関係
次に、生活習慣病と歯の本数との関係をご紹介します。
血圧や血糖値の判定結果と、歯の本数を示したグラフをご覧ください。歯が20本以上ある方の割合は、検査結果が「異常なし」から「治療中」へと変化するごとに減少していることが判ります。
このアンケートでは「健診結果」と「歯の本数」の因果関係を明らかにできませんが、歯周病が「健診結果」と「歯の本数」の両方に影響することは判っています。
つまり、歯周病(お口の健康)が歯の本数はもちろん、全身の健康にも影響を及ぼしているのです。

◆歯周病(歯周病菌)と全身の病気の危険な関係
歯を失うことと全身の健康に悪影響を及ぼす原因は歯周病菌だということが判ってきました。

その他にも、肥満・骨粗しょう症・早産など、多くの病気の原因になっています。

◆お口の健康を維持するには?
お口の環境を改善することが、お口の健康を維持することにつながります。

◆ブラッシングの重要ポイント
▽みがき残しが多いところ
(1)歯と歯ぐきの境目、歯と歯の間
(2)奥歯の後ろ側、奥歯の噛み合う面
(3)前歯の裏側

▽ブラッシングのコツ
・力を入れすぎず、痛くない程度に小刻みに動かしてみがく。
・1本の歯の全ての面を細かくみがく。
・みがく順番を決めて、一巡するようにみがくとみがき残しが防げる。
・歯ブラシの角度を変えて、いろいろな歯の面にきちんと毛先が当たるように工夫する。

最後まで自分のお口から美味しいものを食べられるよう、お口の健康を維持しましょう。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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