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福島県楢葉町

『健診を受けて医療費を削減しよう』

皆さんは年に一度は健康診断(健診)を受けていますか?
健診は、生活習慣病をはじめとした様々な病気の早期発見・早期治療だけではなく、病気そのものを予防することを目的におこなわれています。自覚できない症状や、知らず知らずのうちに忍び寄る病気を見逃さないためにも、定期的な受診が必要です。
また、健診を受けている人と受けていない人とでは、医療費や死亡リスクに違いがあることが判ってきました。
今回は『健診受診の有無』に注目したいと思います。

◆健診受診の有無と医療費との関係は?
健診を受けている人と、受けていない人との間では、医療費がどのくらい異なるのでしょうか。
下のグラフは、国民健康保険に加入している方の医療費の推移を、健診受診の有無によって示したものです。
昨年度(令和4年度)の場合、健診を受けた方の一人あたり医療費は約22万8,000円、受けていない人では約109万6,000円と、5倍近くもの違いがあります。
健診を受けることが病気の早期発見へとつながります。

また、既に医療機関を受診していることを理由に、健診を受けない方もいるかもしれません。
健診には様々な検査項目があるので、身体全体を総合的かつ客観的に知ることができます。
定期的に病院へ通っている方も健診を受けて、思わぬ病気の発見や重症化予防・合併症予防につなげましょう。

▽健診受診の有無と医療費の関係

◆健診受診の有無と死亡リスクとの関係
下のグラフは、東北の某地域における、健診受診の有無と死亡リスクとの関係を示したものです。
このグラフから読み解ける事柄は…。
(1)健診を受けることで死亡リスクが低下する。
(2)循環器疾患の死亡リスクが顕著に低下する。
循環器疾患には、脳血管疾患(脳梗塞・脳出血)や虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)があります。
循環器疾患の発症リスクが高まる要因となる高血圧や高血糖状態に陥っていないか、健診を受けて確認しましょう。

▽健診受診の有無と死亡リスクとの関係

循環器疾患は死亡リスクを高めることは勿論ですが、要介護状態になる要因の一つです。要介護状態になると、それまでの伸び伸びとした生活は大きく制限されて、様々なサポートが必要となり、生活の質が下がってしまうかもしれません。
健診を受けている人の方が要介護状態になりにくいとも言われているので、年に一度は健診を受けましょう。
(案内は12ページを確認!)

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