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おうちでならいざっぷ

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福島県楢葉町

『お薬と上手に付き合っていますか』

皆さん、普段から飲んでいるお薬はありますか?病気やけがを治すのに役立つ薬ですが、途中で飲むのをやめて引き出しや押し入れの中に溜め込んでいませんか。また、体調を崩した際に、「前と同じ症状だから…」と、引き出しの奥に眠っているお薬を飲んだことはありませんか。
今回は、お薬との上手な付き合い方のヒントをご紹介します。毎日お薬を飲んでいる方はもちろん、滅多に飲まないという方にも知ってもらいたい、大切なことをお伝えします。

◆毎月どのくらいのお薬をもらっているの?
下のグラフは、令和4年6月に全国の調剤薬局で処方されたお薬の数を年代別に示したものです。
年齢を重ねると、複数の病気を抱える人が増えてきます。そして、病気の数が増えるとお薬の数も多くなります。
75歳以上の方々の4割ほど(5人に2人)が5種類以上のお薬をもらっています。また、75歳以上の10人に1人は10種類以上のお薬をもらっています。
皆さん自身はどうでしょうか。お薬手帳を確認してみてください。

◆薬の数が増えると…
ところで、『ポリファーマシー』という言葉を聞いたことはありますか。『ポリ』は「複数」、『ファーマシー』は「調剤」を意味する言葉です。
ポリファーマシーとは、飲んでいるお薬の数が多いことではなく、たくさんのお薬を飲むことによって引き起こされる事柄のことです。
一般的に、6種類以上のお薬をもらっている高齢者では、副作用を起こす人が増えることが判っています。
そのようなことを防ぐために、医師や薬剤師はお薬の見直しをしたり、増やさずに済む方法を患者さんと一緒に考えています。

◆お薬と上手に付き合うためのコツ
賢い生活者として過ごすためにも、お薬と上手に付き合っていきましょう。そのためのコツは…。

通っているクリニックごとに薬局も変えて、治療中の病気の数だけお薬手帳を持っている方はいませんか。
本来は病気を治すためのお薬ですが、相性の良くないお薬を飲み合わせてしまったばかりに、かえって体調を崩してしまう方もおられます。市販薬の中にも、飲む際には注意が必要なものもあります。
お薬のことで気になることがあれば、薬剤師さんに尋ねてみましょう。賢い生活者になるための鍵は、あなた自身が持っているのです。

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