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図書室だより

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福島県楢葉町

開室時間:午前9時~午後5時
休室日:10月9日(月・祝)、16日(月)、23日(月)、30日(月)、11月3日(金・祝)、6日(月)

◆おすすめの図書
(一般図書)
『リスペクト―R・E・S・P・E・C・T―』ブレイディみかこ/著(筑摩書房)
この小説は、ロンドン・オリンピックの2年後、オリンピックパーク用地だったロンドン東部のホームレス・シェルターから立ち退きを迫られたシングルマザーたちが、空き家になっていた公営住宅を占拠するという、2014年、実際に起きた事件に着想を得たフィクションです。理不尽な理由で住まいを追われたシングルマザーたちが、人種や世代を超えて連携し、少しばかりのリスペクトと人の尊厳を求めて立ち上がる!めっちゃクールな1冊です。著者は、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)のブレイディみかこさん。

(児童図書)
『きみだけの夜のともだち』セング・ソウン・ラタナヴァン/作、西加奈子/訳(ポプラ社)
2021年に、フランスの文学賞・ランデルノー賞を受賞した作品です。訳者は小説家の西加奈子さん。ガスパールは、さみしがりで、ちょっぴり怖がりの男の子。みんなが眠っているあいだも、ガスパールは眠ることができません。ガスパールは暗闇が怖いのです。「ぼくに夜だけのともだちがいてくれればなぁ。」そのとき、小さなネズミが現れました。「きみ、夜だけのともだちを探してるんでしょ。ついてきなよ。」そしてふたりは、夜だけのともだちを探しにでかけます。暗闇に浮かび上がる情景が、夢のように美しく穏やかな色彩で描かれています。夜がちょっとだけ怖くなくなって、待ち遠しくなる絵本です。

◆新着図書
[一般図書]
『光であることば』若松英輔/著(小学館)
『明治のナイチンゲール大関和物語』田中ひかる/著(中央公論新社)
『二ホンという病』養老孟司、名越康文/著(日刊現代)
『農家が教えるいもづくし』農文協/編(農山漁村文化協会)
『パシヨン』川越宗一/著(PHP研究所)
『墨のゆらめき』三浦しをん/著(新潮社)
『新・地図のない旅1』五木寛之/著(平凡社)

[児童図書]
『恐竜キャラクター大図鑑』平山廉/監修(カンゼン)
『声をあげよう、社会は変えられる』林大介/監修(PHP研究所)
『ごめんねでてこい』ささきみお/作(文研出版)
『ダッドリーくんの12のおはなし』フィリップ・レスナー/著(KTC中央出版)
『トットちゃんの15つぶのだいず』松本春野/絵、黒柳徹子/原案(講談社)
『ぬいぐるみきゅうじょたい』デイビッド・B・ドレイパー/絵、ティエリー・ロブレヒト/文(岩崎書店)
『どうぶつはいはい』たなかしん/作・絵(金の星社)

◆10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)は、第77回読書週間です
今年の標語は、「私のペースでしおりは進む」です。終戦の2年後の1947(昭和22)年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているとき、「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」と決意をひとつに、出版社、取次会社、書店と図書館が力を合わせ、さらに新聞や放送のマスコミの協力のもとに、第1回「読書週間」が開催されました。読書の秋、図書室でお気に入りの一冊を探してみませんか?

◆大地とまちのタイムライン入口の図書コーナー利用について
コミュニティセンター2階図書コーナー「復興知事業からの推薦図書」につきましては貸出しを始めました。貸出しの手続きは図書室で行いますので、ご利用の方は3階の楢葉町図書室までお越しください。なお、「楢葉×東大連携ミュージアム関連図書」につきましては、参考資料のため閲覧のみのご利用となります。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ先:楢葉町図書室(楢葉町コミュニティセンター3階)
【電話】0240-25-4730(月曜・祝日休館)

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