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自治体の皆さまへ

2024 新年のごあいさつ

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福島県楢葉町

◆楢葉町長 松本幸英
あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、令和6年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年の干支は辰(たつ)。十干十二支(じっかんじゅうにし)でいえば「甲辰(きのえたつ)」にあたり、時代が大きく動く変革の年だそうです。
さて、今年もテーマのひとつを「人」としておりますが、あらためて「縁」の一文字を加えたいと思います。昨年は、震災以降ご支援くださった「未来・連福プロジェクト」様とのご縁により鎌倉市方面へ町民号を運行し、「相互防災協定」を機に鎌倉市との連携も図ることができました。また、東京2020オリンピック「聖火リレー」と「復興ありがとうホストタウン」を縁として、ギリシャ共和国オリンピア市との友好を深めることができました。今年も次世代の子供たちのために、国際交流事業を推進する考えです。
かつて、復興祈願に清水寺の森貫主様から「笑顔」、「輝」を揮毫いただきました。もう一度、原点に立ちかえり、「縁」や「絆」を大切に、町民一人ひとり「笑顔」で「輝く」行政運営を目指してまいります。
本年も町民のみなさまにとりまして、「善きことを思い 善きことを行えば 人生は好転する」の言葉どおり、今まで培ってきた実力が春の兆しとともに開花し、幸多からん一年となりますようご祈念申し上げます。

◆楢葉町議会議長 青木基
輝かしい新年を迎えお慶びを申し上げます。
さて早いもので東日本大震災、原発事故から間もなく13年を迎えようとしています。突然、日々の平穏な暮らしを奪われ、長期におよぶ全町避難は困難を極め、思い返しますとすべての町民皆様が想定外の危機に直面し、今、まさにこれを乗り越え今日があるものと考えております。
避難指示解除から8年が経過し、今、町内を見渡しますと、開業以来300万人の来客と活況を呈する「ここなら笑店街」を中心とする賑わいなど、ほぼ震災前を上回るほどに生活基盤は整いつつあります。
このような中、今後さらなる復興に向け地域コミュニティ再生への課題を解決するべく、移住、定住施策の推進をはじめ、心のケア等の被災者支援の継続が重要との認識のもと、復興の重要なステージとなる「第2期復興創生期間」も残り2年となり、帰還環境のさらなる整備と町民の満足度の向上に向けて復興の加速化を図ることが必要と考えています。
また、新型コロナウイルス感染症もワクチン接種による集団免疫が効を奏し5類感染症となり重症化リスクも低減しておりますが、インフルエンザウイルス感染症との同時流行も懸念されますので、油断なく、日々の健康を大切にお過ごし下さいますようお願いします。
結びに、町議会といたしましても皆様のご期待に応えるべく「町民主役」の大原則に、当面する様々な課題を国、県、関係団体に力強く発信をしてまいります。
本年が素晴らしい一年でありますことを念じ、町民皆様のご多幸を願いながら新年のご挨拶といたします。

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