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福島県楢葉町

『ヒートショックにご用心。』

暦の上では立春を迎える2月ですが、まだまだ寒い日が続きます。寒さ対策は万全でお過ごしですか?
今回は、このような時期に気を付けてもらいたい「ヒートショック」についてお伝えします。色々な場面で見聞きする機会が多いかもしれませんが、復習の意味も込めてご覧ください。

◆あなたの「ヒートショック危険度」をチェック!
まずは、あなた自身の「ヒートショック危険度」をチェックしましょう。
下の10項目のうち、あてはまる項目はいくつありますか?
当てはまる項目が多いほど危険度が高いと言えますが、5項目以上あてはまった場合には、「ヒートショック予備軍」です。

◆ヒートショックって?
それでは、そもそもヒートショックとは何でしょうか。ヒートショックとは、「急激な温度の変化によって、身体がダメージを受けること」です。例えば、気温の低い屋外から暖かい屋内への移動や、暖かい部屋から寒い部屋への移動などにより、血圧が大きく変動して、失神・心筋梗塞・脳梗塞の引き金となってしまいます。
特に、冬場の入浴時にヒートショックが起こりやすいことが知られており、その仕組みは下記のように、入浴に伴う温度差が血圧を上下させてしまうことが原因です。

○室内[暖]
血圧安定

○脱衣所[寒]
血管が縮んで血圧上昇

○浴室[寒]
血圧がさらに上昇

○浴槽内[熱]
血管が広がり血圧低下

◆ヒートショックから身体を守るために…
ヒートショックを防ぐために、どのような工夫や対策があるでしょうか。
今回は、急激な血圧の変動を防ぐことに効果的だと思われるいくつかの方法をお伝えします。もしかしたら、既に実践している事柄もあるかもしれません。
この他にも、同居する家族がいる場合には、入浴する前に家族へ一声かけてから入る、というのも良いと思います。
ちなみに、10度以上の温度差があると、血圧は30~50以上も変動すると言われています。温度差には本当に気を付けてください。

お家の中での対策を色々とご紹介しましたが、外出時にも危険は潜んでいます。
寒い朝に外出するときや、外出先から帰宅するときにも注意が必要です。外出する際には、肌をできるだけ覆って、冷たい外気に肌が触れないようにしましょう。とりわけ、首元を外気に触れさせないことが大切です!マフラーは、外出時のヒートショックを防ぐための手軽な方法です。
-坂本保健師

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