令和6年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)のサッカー男子が7月26日に開幕し、Jヴィレッジで開会式が行われました。
インターハイサッカー男子は例年開催地が異なっていましたが、選手や運営の熱中症対策などのため、Jヴィレッジを中心とした福島県浜通りの複数会場での固定開催となりました。
今大会には、各都道府県の予選を勝ち上がった52校が参加し、楢葉、広野、いわきの3市町6会場(Jヴィレッジ、Jヴィレッジスタジアム、住鉱エナジーマテリアルNARAHAピッチ、広野町サッカー場、ハワイアンズスタジアムいわき、アロハフィールド)で計51試合の熱戦が繰り広げられました。
◆優勝は昌平高等学校(埼玉)!!昌平(埼玉) 3-2 神村学園(鹿児島)
8月3日の決勝戦は、埼玉県代表の昌平高等学校と鹿児島県代表の神村学園高等部が、ともに初優勝を狙って激突しました。
開始から互いに激しい攻防が続きましたが、前半16分に神村学園が先制します。しかし、昌平も負けじと前半アディショナルタイムで同点に追いつきます。神村学園は今大会初の失点です。
後半に入ってもどちらも攻めの姿勢を崩さない互角の戦いが続きます。試合が動いたのは後半29分、ゴール前の攻防で神村学園が勝ち越しのゴールをあげます。会場から歓声があがり、勝負を決定づけたと思われましたが、その2分後に昌平が同点ゴールを、さらに後半33分に続けざまにヘディングシュートを決め大逆転!!埼玉県勢として51年ぶりの優勝となりました。
来年も楢葉町で会いましょう!!
◆NARAHAピッチでサッカーの全国大会が初開催!!
住鉱エナジーマテリアルNARAHAピッチ(楢葉町総合グラウンド多目的運動場)で熱い戦いが計4試合行われました!
▽7月27日
近江高等学校[滋賀] 1-3 徳島市立高等学校[徳島]
『後半に連続得点』
両校無失点で前半を折り返し、後半6分に徳島市立が先制しました。さらに勢いのまま続けて2点を追加しました。後半アディショナルタイムで近江が1点を返しましたが追いつけず、徳島市立が勝利しました。
帝京大可児高等学校[岐阜] 6-1 立正大淞南高等学校[島根]
『ゴールラッシュで快勝』
開始1分で帝京大可児が先制点をあげ、前半を2-0で折り返します。後半で立正大淞南が1点を返しますが、帝京大可児のゴールラッシュでさらに4得点をあげ快勝しました。
▽7月28日
徳島市立高等学校[徳島] 0-2 尚志高等学校[福島]
『地元開催で初戦突破』
前半2分で尚志が先制すると、前半9分にJFAアカデミー福島U-15WESTに所属していた大須賀選手が追加得点を挙げます。その後は一進一退の攻防を繰り返しますが、尚志が2点を守り切りました。
帝京大可児高等学校[岐阜] 1-1[PK8-9] 桐光学園高等学校[神奈川]
『PK戦は9人目まで突入』
ボールの奪い合いが続き、両校無失点で前半を折り返します。後半15分に桐光学園が先制し、そのまま試合終盤まで進みますが、後半アディショナルタイムで帝京大可児が同点に追いつきます。そのままPK戦に突入し9人目まで接戦、桐光学園が辛勝しました。
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