『正月太りは幻想?それとも現実?』
皆さま、新年おめでとうございます。昨年はどのような1年でしたか。皆さまにとって、本年が素晴らしい1年になることをお祈りします。
さて、年末年始は美味しいおせち料理やお餅など、御馳走をついつい食べ過ぎてしまい、気が付けば体重が増えてしまっていた、という経験はありませんか。今回は、「正月太り」という現象は存在するのか、存在するならば対処法はあるのか、といった事柄をお伝えします。
◆生成AIに聞いてみると…
時勢に乗り、生成AIに尋ねてみました。幾つかの生成AIに接続して、「正月太りとは?」という質問をしたところ、このような回答が返ってきました。
▽生成AI(1)
正月太り、気になりますよね!でも、ご安心ください。正月太りは、決して諦める必要はありません。適切な対策と少しの努力で、元の体重に戻すことは十分可能です。
▽生成AI(2)
正月太りは十分に何とかできます!正月期間はおいしい食事が多く、ついつい食べ過ぎたり運動不足になりがちですが、少しずつ生活習慣を整えることで元に戻せます。
突拍子も無い回答が返ってきたらどうしようかと思いましたが、それなりに無難な回答でした。
生成AIの世界にも「正月太り」は存在するようです。
◆季節によって体重は変動するの?
現実世界での調査結果をご紹介します。それは、日本人・アメリカ人・ドイツ人の協力を得て、1年間の体重変動を調べた研究です。
3ヶ国とも、年末年始の時期に体重が増加したほか、日本人ではゴールデンウィークの時期にも体重が増加していました。どうやら、「正月太り」は現実に存在するようです。
ちなみに、日本人の場合、性別によって体重が増加する時期が異なる傾向があるようです。男性は『年末年始』に、女性は『ゴールデンウィーク』に体重が増加する傾向が強いようです。
◆正月太り対策は?
正月太りは現実の出来事のようです。それならば、具体的な対策を考えましょう。
年末年始やゴールデンウィークといった、比較的長期の休日が続くと、体重増加に影響する2つの現実に直面することが予想されます。
i.動く量が減る
室内で過ごす時間が長くなり、消費カロリーが減少する。
ii.食べる量が増える
飲食の機会が増えるため、摂取カロリーが増加する。
体重は消費カロリーと摂取カロリーとのバランスで決まります。
暖かい室内でゴロゴロと過ごしながら、美味しい御馳走を頂く日が続くのは幸せなことです。ただし、普段よりも消費カロリーが減少して、摂取カロリーが増加すると、体重が増えてしまうのは当然の結果とも言えます。
◆正月太りを解消するための対策は…。
I.身体を動かす
・ウォーキングやストレッチといった、有酸素運動を日常生活に!
・筋肉量を増やすと基礎代謝量も増えるので、筋トレも効果的。
II.バランスの良い食事をとる
・過度な食事量の制限は禁物。
・野菜やタンパク質をバランス良くとり、身体の調子を整えましょう。
年末年始は普段とは異なる生活リズムや食生活になりがちです。身体を動かす量が減る一方で、美味しいものを頂く機会が増え、体重が増えやすい要素が揃ってしまいます。
体重変化の鍵となるのは…、皆さんの筋肉量です。筋肉量が多いほど、基礎代謝量が増えるので、一時的に増加した体重も元に戻しやすくなります。
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