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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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福島県楢葉町

◆楢葉町長 松本幸英
あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、令和7年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
今年の干支は巳(み・へび)。十干十二支でいえば「乙巳(きのと・み)」にあたり、蛇が脱皮し新たな姿に生まれ変わるイメージから、「再生と変化」を表しているそうです。思えば楢葉町は町民の皆様と共に、数多くの再生と変化を続けて参りました。中には我々が望まず変化を強いられてしまったもの、変わってしまったものも少なくなかったと思います。ですがそうして数多くの変化を経験してきた楢葉町は今、様々な取り組みが花開きはじめており、多くの方々との繋がりに改めて感謝を感じているところです。
昨年からJヴィレッジを主会場として高校サッカーインターハイ男子の固定開催が決定、また、県内最大のロードレースイベントであるツールドふくしまの開催など、スポーツ振興を主力事業として掲げる本町にとって大きな前進がございました。またウォーキングトレーナーのデューク更家氏を町アンバサダーに任命し、町の健康増進、フレイル予防事業へのご協力をいただいております。一昨年より始まったギリシャ、オリンピア市との交流においては、楢葉小学校の代表4名による訪問が実現し、オリンピアの児童又は子どもたちとの交流や、異文化に触れる経験を積んでもらうことができました。町の新たなチャレンジである甘藷栽培についても、現在楢葉町産の干し芋が東京都JR駅内の販売店23店舗において販売、好評をいただいており、引き続き農業振興、販路拡大にも力を入れて参りたいと考えております。
まだまだ本当の「再生」に向けては道半ばの我々ではありますが、今年も新しいチャレンジを続けながら、「変化」を恐れず、楽しみながら、町民の皆様と共に邁進して参りたいと考えております。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

◆楢葉町議会議長 青木基
新年明けましておめでとうございます。
町民皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのことと、心よりお慶びを申し上げます。また、日頃より議会への深いご理解とご協力、更には議会活動に対する温かいご支援など、改めまして厚く御礼申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、新年早々に能登半島において大地震が発生し多くの犠牲者とともに甚大な被害をもたらし、引続き9月には豪雨災害と二重の災難に見舞われたことは記憶に新しいところであり、当町における14年前の東日本大震災・原発事故を思い起こさせることとなりました。被災者に対しお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を願うばかりであります。
避難指示解除から間もなく10年を迎えようとしておりますが、今や町内の状況は、生活基盤もほぼ整い、新たな産業の育成や教育の振興に力を注ぎつつ、各種イベント開催よる交流人口の拡大など、震災以前の状況にまで回復しつつあります。
このような中、全国的な課題でもある人口減少の波は、当町も例外なく共有する問題として、今まさに移住、定住施策を推進すべく様々な事業を展開しておりますが、被災地域としてのデメリットもあり思うように進まない状況にもあります。迎える令和7年度は、「第2期復興創生期間」も残り1年となり、町勢進展の新たなステージに向けた重要な年ともなることから、町民の安心・安全は基より、更なる生活環境の整備による満足度向上に向けて事業の展開を図ることが必要であると考えています。
町議会としましても皆様のご期待に応えるべく「町民主役」を大原則に、当面する様々な課題を国、県、関係団体に力強く発信するなど、町政の一翼を担ってまいる所存であります。今後とも町民皆様のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
結びに、本年が皆様にとって素晴らしい一年でありますようご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

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