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自治体の皆さまへ

サステな通信 楢葉町がサステナブルな町になりますように

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福島県楢葉町

『震災伝承×SDGs~震災の記憶を伝え続ける~』

震災伝承とSDGsってカンケイあるの?と思われる方も多いと思います。震災の記憶を後世に語り継ぐことで、これから先「楢葉町が災害に強く、災害からすぐに復興できるしなやかさを兼ね備えた、持続可能なまちになるように」という思いを込めて、震災伝承活動をご紹介します。

◆役場語り部[やくばかたりべ]
町職員の約半数が震災後に採用されたという状況を受け、当時の経験や教訓を共有すべく実施されている取組みです。
毎回異なる職員が語り部となり、当時の(役場内の)混乱ぶり、地震や津波の状況、避難所の様子や運営状況などを共有してきました。震災時に味わった厳しい経験の数々を先輩職員から若手職員へ「有事の際の心構え」を語り継いでいます。

◆震災学習ツアー[しんさいがくしゅうつあー]
大規模災害に見舞われた地を訪れる「震災学習ツアー」。これまで岩手県、宮城県、新潟県を訪れました。訪問先では犠牲者の追悼と鎮魂を祈念し、震災遺構や伝承施設を訪れ、発災から復興までの道のりを目の当たりに、防災の大切さを再確認しました。
また、小学生は大津波に襲われた岩手県陸前高田市や災害協定を締結している鎌倉市を訪れ、地元の小学生との交流を通して防災の大切さ、生きるための行動を学びました。

◆防災週間[ぼうさいしゅうかん]・ならは防災と伝承の日[ならはぼうさいとでんしょうのひ]
9月の「防災週間」、3月の「ならは防災と伝承の日」に合わせて、小・中学生、地域のみなさん、消防団、防災士、楢葉町役場が連携して防災関連事業を実施しています。
「防災ウォーク」では、沿岸部から小学校までの道を、防災クイズに答えたり、歩き方の工夫を話し合いながら歩きました。また、地域のみなさんや消防団とハザードマップを囲み、自宅周辺の災害リスクや避難ルートを考える協働授業など、子どもも大人も災害に強いまちを目指す取組みを続けています。

◆3.11・つなぐ・未来。[さんてんいちいち・つなぐ・みらい]
3月11日「ならは防災と伝承の日」の前後に合わせて開催している『3.11・つなぐ・未来。』では語り継ぐことの大切さをテーマにしています。今年は朗読劇にチャレンジしています。地域のキーパーソンらによるトークセッションでは地域住民の生の声をお届けします。
子どもたちによる防災学習の成果発表、防災想定ゲームなど、会場が一体となって震災を語り継ぐ大切さを考え、日ごろの防災意識を高める機会としています。
ここなら笑店街に設けた献花台には、毎年多くの方が花に想いを込め、手向けてくださいます。

◆[Action]追悼献花台を設けます
3月11日((火))10:00~18:00
場所:ここなら商店街 中央広場

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、大震災の教訓と経験を風化させることなく後世に伝えるため、追悼献花を開催します。
※お花は会場にご用意しております。

お問い合わせ先:くらし安全対策課
【電話】0240-23-6109

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