県内外の各分野で活躍している田村市出身者を紹介するコーナー
■またあの舞台へ
宗像剛輝(ごうき)さん
大越町出身
4人組ボーカルグループ「mic-alone(マイクアローン)」のメンバーで、大越町出身の宗像剛輝さんに、歌手を目指したきっかけや自身が描く夢を伺いました。
Q:はじめに、歌手を目指したきっかけを教えてください。
A:きっかけは、日大東北高校1年生の時、所属していた野球部をやめたことでした。目指していたプロ野球の世界から、次に目指したのは音楽の世界でした。高校時代は独学で、歌の練習に励みました。その後、東京の音楽専門学校に進学し、歌やダンス、芝居を勉強しました。
Q:専門学生時代に、文化センターで行われた成人式で歌を披露したそうですね。
A:幼なじみが成人式の実行委員に働きかけてくれて、歌う場を設けてもらいました。参列者から拍手と歓声をもらった時、「あきらめずに続けてきたことが報われた」と感じ、夢に向かう自分の背中を押してくれました。
Q:マイクアローンの活動内容を教えてください。
A:現在は、東京と福島を中心に活動しています。数々の楽曲がある中で、私は「生きるってこと」という曲を作詞作曲しました。大人になっていく中で、誰しも悩む時期があります。それでも「不安や怖さも大事にしながら生きてほしい」という思いを、歌に込めました。
Q:8月には、古里の大越町をはじめ、常葉町の夏祭りにも参加されました。
A:地元の声援はとても温かかったですね。声援からエネルギーをもらいました。生まれ育った田村市を、何度でも盛り上げていきたいです。
Q:自身が描く夢、市民へメッセージをお願いします。
A:いつかまた、文化センターのステージに立ちたいです。一歩でも成長した姿をお見せできるよう頑張るので、その日まで待っていてください。
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