■フラガールになる夢に向かって
◆あさか開成高校 フラ・タヒチアンダンス同好会
松本来夢(Ramu Matsumoto)
Challenger Vol.15で紹介した、松本来夢さんが所属するあさか開成高校フラ・タヒチアンダンス同好会は8月20日、いわき市で開催された、全国の高校生がフラ日本一を競う「第11回全国高等学校フラ競技大会フラガールズ甲子園」で、第9回大会(2019年)ぶりに最優秀賞を受賞しました。昨年の第10回大会では、総合4位と悔しい結果でしたが、引退した先輩方の気持ちを引き継ぎ、チーム一丸となって日本一に返り咲きました。そして今、来夢さんは、幼い頃からの夢であったフラガールになるため、歩みを進めています。夢に向かって突き進む来夢さんが感じていることとは―。
○2年ぶりの最優秀賞
第10回大会で最優秀賞を逃し、悔しい思いをしたので「今年こそ最優秀賞」を目標に練習に励んできました。受賞が決まった瞬間はうれしかったです。大会までの道のりは、つらいことも数多くありましたが、OGの先輩方や保護者の方々の協力があり、仲間たちと本当の姉妹のように、お互いの気持ちや考えを言い合える関係性を築けました。この経験を通して、チームの気持ちを一つにし、同じ目標に向かって進んでいかなければ、良いステージを作れないということを学びました。
○夢への挑戦
大会が終わり、小学生からの夢であるフラガールの試験を受験しました。残念ながら合格できませんでした。しかし、この経験があったからこそ、改めて「フラガールになりたい」という気持ちを強くしました。そして、フラガールを志すきっかけとなった憧れのステージで、「笑顔を届けられるダンサー」という夢に向かって、挑戦を続けます。今の自分に何が足りないかを分析し、弱点を克服して、立派なフラガールになれるよう、応援してくださる家族や周りの方々に恩返しできるように引き続き頑張ります。
▽Profile
2005年5月1日生まれ。船引中出身。156cm。高校1年時からあさか開成高校でフラ・タヒチアンダンスを始める。高校2年時、第10回フラガールズ甲子園で総合第4位(初代フラガール賞)を受賞。高校3年時、第11回フラガールズ甲子園で最優秀賞を受賞。憧れの人物は篠田愛純さん(フラガール)。座右の銘は礼節が人を作る。将来の夢はフラガール。
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