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秋の叙勲 歩んだ道 輝く名誉

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福島県田村市

さまざまな分野で功績を残した人に贈られる5年秋の叙勲が11月3日、発表されました。田村市からは5人が受章しました。このうち瑞宝双光章に高橋富美子さん(元特別養護老人ホーム「ときわ荘」主任介護員)が選ばれました。田村市の介護職従事者が叙勲を受章するのは初めてです。5人に喜びの一言をお聞きしました。

■旭日双光章
吉田豊さん(75、船引町)
元市議会議長
「家族をはじめ、支えてくださった方々から多くの支援をいただいた」と感謝します。平成11年12月に船引町議会議員に初当選し、議会議員を5期14年3カ月務め、地方自治の発展に貢献してきました。「市議会議長時代、『楽しい子育て』をテーマに、市子育て支援センターの開所などに関わったことが思い出」と振り返りました。

■旭日双光章
吉野和美さん(70、船引町)
元平塚市議
「家族をはじめ、支援者の方々のおかげ」と明かします。平成11年、平塚市議に初当選し、議会議員を5期20年務め、公民館や下水道整備などを促進してきました。9月に、妻の古里である田村市に移住。「今後は田村市の発展に貢献していきたい」と意気込んでいます。

■瑞宝双光章
根本保男さん(70、滝根町)
元船引中学校校長
「身に余る光栄。支えてくださった多くの方々に、心から感謝したい」と謙虚に語ります。「子どもを見つめ、受け止め、育てる」を信条に、教師人生を歩んできました。船引中在職時には、生徒が駅伝で全国大会に出場。「子どもたちの頑張る姿を見られて感慨深かった」と笑みを浮かべました。

■瑞宝双光章
高橋富美子(ふみこ)さん(63、都路町)
元特別養護老人ホーム「ときわ荘」主任介護員
「今回の受章が、介護職員の希望や励みになってくれればうれしい」と喜びを語ります。平成5年、田村福祉会の特別養護老人施設の介護員となり、30年の長きにわたり、高齢福祉に貢献してきました。「日常生活のお世話をした際、利用者から『ありがとう』と何気ない言葉をかけてもらったことが、心の支えだった」とほほ笑みます。

■瑞宝単光章
白岩幸広さん(67、常葉町)
元市消防団副団長(常葉地区隊長)
「家族をはじめ、先輩や仲間たちのおかげ」と感謝の気持ちを表します。昭和54年4月、常葉町消防団に入団し約40年、住民の命と財産を守ってきました。東日本大震災時は、分団長として、団員の安否確認や市内の危険箇所調査を指示し、リーダーシップを発揮。「団員が一丸となって対応できたことが思い出」と懐かしみます。

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