■-令和6年 年頭のあいさつ- 病院長 佐瀬道郎
新年あけましておめでとうございます。
たむら市民病院は、田村市が開設者、公益財団法人星総合病院が指定管理者として大方病院から事業継承されてからまもなく5年が経過します。
新病院へ1日も早く移転して幅広い診療が行える日をわれわれも心待ちにしていますが、移転は今後順調にいっても令和8年秋以降へと当初予定よりかなりの遅れが出ております。とはいえ、田村市民の皆さまへの医療提供は当院の責務であるため、昨年は心療内科・精神科の診察日を2日に増加、透析患者さんの受け入れを増やすため透析2クール制を導入、褥瘡(床ずれ)や難治性皮膚潰瘍の患者さんの訪問診療を開始するなど、現在の設備・人員でできることを少しずつ増やしてきました。また、本年は、在宅復帰支援のための地域包括ケア病床を開設する予定であり、当院での入院治療が円滑に進むような取り組みを続けます。
令和6年も職員一丸となって田村市の皆さまに信頼される市民病院となれるよう努めて参りますので、何卒(なにとぞ)よろしくお願い申し上げます。
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