■冬の省エネのポイント
皆さんは冬の間、家庭でどのような省エネを意識していますか。今月は、暖房による電力使用を減らせるエコアクションをいくつかご紹介します。エアコンの使用時に、重ね着や加湿で体感温度を上げ、室内温度を22℃から20℃に下げた場合には、2.7%の節電効果があります。また、窓に厚手のカーテンを掛けると0.8%の節電効果があります。さらに、扇風機やサーキュレータで部屋の上部の暖気を循環させることや、外出・就寝時の15~30分前に暖房をオフにすることもエアコンを効率よく使用でき、電気代を節約できるコツです。また、「減らす」だけではなく「ずらす」ことも効果的です。家庭では午後5時から9時頃に電気の消費量が増える傾向があり、電力需要量が増加します。夕食の調理時間を早める・食器洗い乾燥機を夜間に使用するなど「ずらす」ことで、電力需要が高い時間の節電につながります。
(獨協大学国際環境経済学科3年 日野原)
(※資源エネルギー庁「冬季の省エネ・節電メニュー」及びその他の対策については本紙またはPDF版の二次元コードからご覧ください。)
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