県内外の各分野で活躍している田村市出身者を紹介するコーナー
■「生きる喜び」を絵で表現
吉田江里(えり)さん
国内外で活躍している画家の吉田江里さんに、画家を目指したきっかけや自身が描く夢を伺いました。
Q:はじめに、画家を目指したきっかけを教えてください。
A:子どもの頃から絵を描くのが好きでした。22歳の時に画家大道(だいどう)あやさんの作品に出会い、感銘を受け、画家を目指しました。現在は、国内外の作品展に出品しています。これまで福島県美術協会展の福島県知事賞や、二紀展入選や奨励賞などを受賞しました。
Q:東日本大震災が活動の転機になったそうですね。
A:東日本大震災の衝撃で、これまでの画風や心境に変化が起きました。私は復興(福幸)を祈り、作品のテーマを「生きる喜び」や「命」にしました。細胞一つ一つを「花」にたとえ、祈りを込めて描くことで「生きる喜び」を表現しています。
Q:自身が描く夢、市民へのメッセージをお願いします。
A:将来的に、生まれ育った田村市で作品展を開催したいと考えています。これからも人々を癒やし、被災した地域の方々が元気に「夢と希望」を与えられるように活動していきたいです。
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