〜日常生活を支える公共交通編〜
市内の公共交通はバスやタクシー、鉄道のほか、田村らくらくタクシーが運行しています。らくらくタクシーは、予約に応じて運行することで乗車料金を抑えつつ、複数の人が市内(※一部小野町含む)のそれぞれの目的地まで移動できる利便性を備えています。
年間約3万2千人(延べ)の方にご利用いただいており、バスや鉄道の運行していない時間や地区にお住まいの方の移動の足を担っています。今回は、「名前は聞いたことがあるけど使い方が分からない」「使い方が分からないから乗ったことがない」という方向けに、利用方法をご紹介します。
◆運行エリアと運賃
(※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。)
◆運行事業者インタビュー
○時間と心にゆとりを
らくらくタクシーの運行事業者 東部自動車合資会社 郡司俊哉さん
Q.どのような目的で利用をされる方がいますか?
A.通院やお買い物の方が多いですが、通勤や趣味の活動の場に行くためにご利用される方もいます。中には、磐越東線の駅まで行き、そこから鉄道を利用する方もいます。
Q.利用する際の注意点は?
A.通常のタクシーとは違い、相乗りになるので、お迎えの時間が15分程度前後することがあります。到着時間の指定はできませんので、時間に余裕を持ってご利用いただければと思います。
また、ドライバーへの予約は出来ませんので、ご利用の際は予約センターへ連絡をお願いします。
○よくある質問
Q.誰が利用できる?
A.年齢制限は無く、市内の方はもちろん、市外の方も利用できます。一人で乗り降り可能な方、付添により乗り降りが可能な方が対象です。
Q.はじめての利用の際は登録が必要?
A.事前の利用登録は不要です。初めてご利用の場合でも、予約センターへ電話またはLINEで予約をすれば利用できます。
Q.予約すればいつでも乗ることができる?
A.時刻表の時間に運行しています。例えば、午前9時30分であれば、同時刻前後に乗車する場所に迎えに行きます。
■田村らくらくタクシーって、楽ちんだない!
◆初乗車の2人に密着
今回は、らくらくタクシーを利用したことがなく、普段は自家用車やご家族の送迎で移動することが多いという都路町の菅野タイ子さん(71)と青木アイさん(94)に乗車体験をしていただきました。
1.予約
・乗りたい日時
・どこからどこまで移動したいか
(例 都路町の自宅前から、船引町のスーパーまで)
・乗車人数を伝える
・名前
※この時に帰りの予約もしておくと安心です
ご予約はこちら:利用の30分前までに電話またはLINEで予約する
2.乗車
予約した時間に出発地前の公道から乗車
3.降車
・目的地で降車
・料金のお支払い
◆利用ガイド・時刻表はこちら
紙の利用ガイド、時刻表は市役所企画調整課または各行政局でお受け取りいただけます。
◆利用者インタビュー
○一人でも安心で便利
菅野タイ子さん(71)都路町
青木アイさん(94)都路町
Q.らくらくタクシーを使ってみていかがでしたか?
A.
菅野さん:普段は自家用車で移動するので、使う機会がありませんでした。今回使ってみて、使い方が分かりましたし、車の無い方にとっては便利だと感じました。
青木さん:親族に送迎を頼むことが多いのですが、自分一人でも利用できるので良いと感じました。
Q.「こうなると良いな」ということはありますか?
A.帰りも予約している時は、目的地で降りるときに、運転手さんから「帰りは○時だよ」と声をかけてもらえると安心できます。
Q.知り合いにもおすすめしたいと思いましたか?
A.普段は自家用車で移動する方も、冬に道路が凍結した時や、運転に不安がある際に利用することも良いと思います。らくらくタクシーがあると、移動の選択肢が広がりますね。
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