6年度全国学力・学習状況調査結果 田村市の概要

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・平均正答率(%)による福島県平均・全国平均との比較

4月18日に実施された全国学力・学習状況調査は、例年実施されている国語、算数、数学がペーパーベースで、質問紙調査がタブレット端末によるコンピュータベースで実施されました。結果は、表のとおりです。
平均正答率比較では、小学校の国語科は、全国と県の平均正答率を上回り、算数科は、県の平均正答率を上回ったものの、全国の平均正答率と概ね同じ結果となりました。
国語科は、「言葉の特徴や使い方に関する事項」の問題で全国の正答率を大きく上回りました。一方、「読むこと」で課題が見られました。算数科は、「図形」の問題で全国の正答率を大きく上回りました。一方、「変化と関係」、「データの活用」で課題が見られました。中学校の国語科は、全国と県の平均正答率をやや下回りました。数学科は、県平均正答率を上回ったものの、全国平均正答率を下回る結果となりました。国語科は、「我が国の言語文化に関する事項」の問題で全国の正答率を大きく上回りました。一方、「読むこと」に課題が見られました。数学科は、「データの活用」の問題で全国の正答率をやや上回りました。一方、「数と式」、「図形」に課題が見られました。
学力向上には、児童生徒にどのような資質・能力を育むのかを明確化した上で、年間指導計画の各単元と全国学力・学習状況調査とを関連付ける工夫するとともに、知識及び技能の「内容知」と、問題解決の方法の「方法知」を身に付けさせる指導が重要です。また、問題発見・解決過程を自ら遂行できるように、主体的・対話的で深い学びの授業実現が重要です。市教育委員会は、今回の結果を受けて、新たに、数学科の授業研究会や、教員の勉強会、そして、英語と算数の得意分野を伸ばし、苦手分野を克服することを目的に、ウインター・チャレンジ・キャンプを実施し、教員の指導力向上と、児童生徒の学力向上を図ります。