県内外の各分野で活躍している田村市出身者を紹介するコーナー
■絵画表現の質を追求
渡辺晴香さん
美術団体・二科会が主催する第108回二科展のデザイン部で、渡辺晴香さん(国際アートandデザイン大学校コミックマスター科2年、船引町出身)の作品が準入選に選ばれました。渡辺さんに受賞作品の特徴や、自身が描く夢を伺いました。
Q:絵画をはじめたきっかけを教えてください。
A:幼い頃からアニメや漫画が好きだったこともあり、よくイラストを描いていました。きちんと絵を書き出したのは、高校で美術部に入ってからです。水彩や油絵などいろいろな方法で絵を描き、福島県高等学校美術展でさまざまな作品を見てきました。その中で「絵を描くことが本当に楽しい」と思えたことが今、絵を描いているきっかけです。
Q:二科展で準入選に選ばれた作品の特徴と感想を教えてください。
A:ポスターのテーマは、二科展デザイン部の作品募集でした。「イラストやデザインを楽しいものだと感じてもらいたい」と思い、パソコンから飛び出して絵を描いている女の子を描きました。全体的に明るい雰囲気になるように意識して配色しました。難しいテーマでしたが頑張って制作したので、うれしいです。
Q:自身が描く夢、田村市民へのメッセージをお願いします。
A:今よりももっとうまく絵が描けるように、これからも絵を描き続けていきたいと思います。二科展だけでなく、他のコンテストにも作品を応募していきたいです。田村市の皆さんも、目標や夢に向かって努力している人がたくさんいると思うので、一緒に頑張っていきましょう。
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