■断熱で冬を健康に過ごそう
この時期、暖房をつけていても窓の近くが冷えませんか?窓や外壁、換気、屋根など熱の出入りが大きいため冷暖房の効きが悪くなります。冬は家の中から熱が逃げますが、そのうち半分は開口部の窓から外に出て行きます。暖房効果を高めるためには、開口部を工夫することが重要です。
部屋の断熱性を高める方法として、複層ガラス(高断熱窓)や断熱サッシへ取り換えたり、内窓(二重窓)を取り付けるリフォームが挙げられます。簡単に実践できる方法には、ホームセンター等で販売している断熱シートや気泡緩衝材を窓に貼り付けることや、カーテンを床につく位の長さでかつ厚手のものに買い替えるなどがあります。気泡緩衝材は、窓のサイズにカットしてテープで貼るだけで簡単ですが、水で貼れる窓用断熱シートもあります。
また、断熱性能の高い住宅に住むことで、省エネ効果だけでなく、血圧や疾病の改善、夜間頻尿の減少など健康の維持・向上につながります。暖かい室内で冬を健康に過ごしましょう。
(獨協大学国際環境経済学科4年 日野原)
窓の断熱方法について説明します(※本紙二次元コード参照)
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