さまざまな分野で功績を残した人に贈られる6年秋の叙勲が11月3日、発表されました。田村市からは2人が受章しました。
■瑞宝双光章
佐久間光春さん(70、船引町)
元船引小学校校長
「何より子どもたちとの出会いが幸せだった」と笑顔を浮かべます。昭和55年に本県教諭となり、大越中教頭、滝根中校長などを歴任してきました。
英語教諭として読み書きだけでなく、「聞いて話す英語」を推進してきました。このほか、実践力を深めようと、生徒の海外派遣などを企画。「『子どもたちへの深い理解は高い指導力に勝る』という言葉を大切にしてきた」と話しました。
■瑞宝双光章
橋本隆憲さん(72、船引町)
元副市長
「先輩や同僚、家族の支えのおかげ」と感謝します。昭和50年に船引町職員となり、生涯学習課長などを歴任。町村合併後は企画調整課長などを経て、平成21年から4年間、副市長を務めました。
東日本大震災、原発事故発生時は、避難者支援や復旧・復興対策に取り組み、指導力を発揮。「それぞれの立場で頑張ってくれた職員の姿が今でも目に浮かぶ」と振り返りました。
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