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自治体の皆さまへ

船高便り(令和6年2月号)

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福島県田村市

Funehiki High School News vol.193

■ATTENTION!~がんばる船高生~第73回
◆地域人材交流ワークショップ
地域の大人と船引高校生をつなぐ取り組みとして、本年度から田村市の協力を得て、「地域人材交流ワークショップ」がスタートしました。地域で活躍する大人との交流を通して、高校生が自分の未来を思い描くとともに、多様な生き方があることとその価値に気付くことができています。また、田村市を本気で考える大人との出会いが、船引高校生の心に灯を灯し、地域の未来を本気で考えるきっかけとなりました。

○生徒たちの声
[みやこじスイーツゆい]
田村市でできた農作物などを使ったスイーツなどの6次化商品を製造・販売し、地域に貢献していて興味を持った。令和3年度には船引高校の家庭クラブとコラボし、スイーツを作っていたことにも興味を持った。さらに、震災を経て復興に取り組む姿もよかった。
[牧野農を生かしたまちづくりの会]
田村市の農業を盛り上げようと「ひまわり会」を立ち上げていたことに興味を持った。例えば、パッションフルーツを田村市で「育てる→加工する→売る」ところまでを自分たちだけで行っているところに感動した。また、特産品で田村市を盛り上げるだけでなく、人と人との交流に力を入れていることも素晴らしいと思った。
[ことほく合同会社]
地域づくりのために、地域住民の方々の意見を取り入れ、より良い場づくりを行っていることを知り、興味を持った。また、空き家をリノベーションを行い、地域に根差していることもよいと感じた。
※他にも、多数の地域人材の方々にご協力をいただき、生徒との交流ワークショップを開催しました。お忙しい中、ご協力いただきました企業の皆さん、ありがとうございました。

○全体を通して生徒の感想
・地域を盛り上げていきたいと思った。そのために高校卒業後、地元で仕事がしたい。
・将来就きたい職業やボランティア活動を通して、さまざまな年代の人たちが暮らしやすい街をつくりたい。
・進学や就職をしたときに「田村市の特産物や観光地はここだよ」など教えられるようにしたい。口コミなどを通して、田村市のことを伝え、地域に貢献したいと思う。
・将来は、地域の方々が笑顔で生活し、幸せと思えるような事をしたい。
・田村市に貢献したいという思いが伝わり、自分もできることをできる範囲で行っていきたい。

今後も、田村市と連携し、地域と学校がより密接につながりながら、高校生が地域の課題を捉え、解決策を考え、行動していく取り組みを推進し頑張りますので、さまざまな活動を行っている際には、ぜひお声がけください。地域の方々との交流を楽しみにしています。

■たむら支援学校高等部との交流会
本年度もたむら支援学校高等部の生徒と船引高校の3年生との交流会を行いました。交流会では、たむら支援学校と船引高校の生徒による合同チームを作り、日頃よりも深い関わりを持てました。交流会の競技は、「ドッヂビー」や「玉入れ」、「魔法のじゅうたん」を行い、全体を通して、明るく元気な声や笑顔が見られ、温かな雰囲気の中で交流を深めました。
※たむら支援学校が船引高校に併設されてから7年が経過します。お互いの学校の特徴やそれぞれの個性が触れ合う機会が、これからの時代を生き抜く子どもたちにとって大きな経験となります。今後も、多様な関わりを持ち、両校がよりよい学校になっていくよう連携を図ります。

問合せ:福島県立船引高等学校
【電話】0247-82-1511【FAX】0247-82-5233【HP】https://funehiki-h.fcs.ed.jp【E-mail】funehiki-h@fcs.ed.jp

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