文字サイズ
自治体の皆さまへ

田村市農業委員会だより(第12号 令和6年4月)

6/45

福島県田村市

■新会長就任あいさつ
田村市農業委員会 会長 佐藤伸夫

日頃より本市の農業委員会の業務活動に対しまして、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、農業委員の任期満了に伴い、2月19日の田村市農業委員会第1回臨時総会において委員各位のご推挙により会長に就任することとなりました。身に余る光栄でありますとともに、重責に身の引き締まる思いでおります。農業委員19名、農地利用最適化推進委員20名の合計39名による新体制のもと、3年間の任期がスタートしました。
昨今、地域農業を取り巻く情勢は、人口減少に伴う担い手不足や高齢化が一段と進み、耕作放棄地が増加の上、異常気象による災害が全国各地で発生しているとともに、先の見通せない世界情勢や燃料・肥料・農業資材等の価格高騰など多くの課題を抱えております。
このような状況の中で活かすべき農地を明確化し、農地の利用調整や担い手育成活動に大きな期待を寄せられています。
農業委員会では、昨年4月に施行された農業経営基盤強化促進法により地域の話し合いを進めながら将来の農地利用の姿を明確化する「地域計画」で作成される「目標地図」の素案作りを進めてまいります。これは10年後の地域内の個々の農地についての在り方を考えて進むべき農業の方向を定めることが重要となります。
また、農業委員と農地利用最適化推進委員の相互が連携し、担い手への農地等の利用の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消、新規参入の促進など農地利用最適化を積極的に推進していく考えであります。
結びに、農家の皆さまが安心して農業を続けられるよう農業施策の一端を担うために、今後3年間農業委員・農地利用最適化推進委員一同、地域の世話役・農家の相談相手として、田村市の農業振興のため精力的に活動してまいる所存です。
今後とも皆さまのご支援とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

■農地等の利用の最適化の推進に関する意見について
昨年10月25日、前吉田会長と前佐藤会長職務代理者が、市長に意見書を提出しました。
主な要望内容:
(1)担い手への農地利用の集積・集約化
(2)遊休農地の発生防止・解消
(3)新規参入の促進
(4)農業の担い手・後継者対策
(5)有害鳥獣対策

■現況確認証明(非農地)申請について
近年、現況確認証明(非農地)申請が多くなっています。非農地判断は農業委員・農地利用最適化推進委員の現地確認により行うため、必ずしも非農地になるとは限りませんのでご注意ください。下記も参考にしてください。
(※詳細は本紙またはPDF版の写真もご覧ください。)

○農地判断
(1)は利用されていないが、荒廃度が低度(トラクター等で耕起できる)の農地
(2)は人力・農業用機械で草刈り、耕起、整地ができる農地
(3)はセイタカアワダチソウが生い茂る農地で大規模な重機により利用可能な農地

○非農地判断
(1)は森林・原野化していて農地に復元して利用は不可能な農地
(2)は異形な小さい利用不便な農地
(3)は長年にわたり耕作もしないで笹やつるが絡まっていていて利用不能な農地

■長い間、お疲れ様でした
農業委員、農地利用最適化推進委員としてご尽力いただきました、次の委員さんが、このたびご退任されました。改めまして、深く感謝申し上げます。(敬称略)
(※詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。)

問合せ:田村市農業委員会
【電話】81-1216【FAX】81-1210

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU