My Dream #3

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県内外の各分野で活躍している田村市出身者を紹介するコーナー

■心が動く体験機会を
伊東智恵美さん

学校を中心に全国で公演する劇団トマト座の代表取締役を務める伊東智恵美さんに、現在の活動内容や自身が描く夢を伺いました。

Q：劇団をはじめたきっかけを教えてください。
A：大学卒業後、声優になりたくて勉強していましたが、とあるきっかけで客演の役者として劇団に入りました。入ってみて、子供たちの純粋な笑顔に惹かれて児童青少年演劇の世界にはまり、劇団員になりました。結婚を機に制作や営業、事務職を担当し、前代表が引退する際に引き継ぎました。

Q：現在の活動内容を教えてください。
A：劇団トマト座は、全国の小中高等学校や教育委員会等のご依頼を受け、学校の体育館や文化施設等で公演しています。劇団員が舞台セットと共にマイクロバスに乗り、北海道から沖縄まで全国を旅しています。私は主に東京の事務所で電話応対や経理をはじめ、衣装や小物の作成、新作の構想や営業など何でもやっています。

Q：自身が描く夢、市民へのメッセージをお願いします。
A：田村市では文化センターで小中学生が芸術鑑賞をする機会があり、恵まれていると思います。私も文化センターでの芸術鑑賞教室の思い出が今でも残っています。お芝居を観ている子供たちの笑顔は私たちにとって何よりの宝です。心が動くこと、それは人が生きていく上で必要であると考えています。そのきっかけとなるような体験機会をこれからも全国の子供たちに届けていきたいです。