さまざまな分野で功績を残した人に贈られる6年春の叙勲が4月29日、発表されました。田村市からは2人が受章しました。2人に喜びの一言をお聞きしました。
■瑞宝双光章
橋本利重さん(72、都路町)
元陸自東部方面航空隊東部方面ヘリコプター隊副隊長
「上司や同僚、家族に支えてもらった」と笑顔で話します。1970(昭和45)年に入隊し、主に航空操縦士として活躍。第12旅団第12ヘリコプター隊第1飛行隊の立ち上げに尽力し、初代飛行隊長を務めました。多用途ヘリ「UH60JA」を配備する際は準備段階から携わりました。「創造・挑戦が合言葉だった」と懐かしみます。
■瑞宝双光章
根内(こんない)千代子さん(61、都路町)
元特別養護老人ホームあぶくま荘 主任介護員
「この仕事に出会えたことに感謝したい」と介護職への思いを語ります。1993(平成5)年に田村福祉会の特養施設の介護員となり、約30年勤務してきました。「仕事は楽しく、利用者に笑いを」をモットーに、施設利用者に寄り添ってきました。「関わってきた方々が施設で楽しい日々を過ごしていると思ってくれたらうれしい」と笑みを浮かべました。
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