地域おこし協力隊奮闘記

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■住と食を通して自然と人を結びたい
はじめまして、5月に家族5人で田村市に来まして、起業型地域おこし協力隊に着任した新井田美菜子です。これまでは住宅業界でインテリアやリフォームの仕事に携わり、子供の出産を機にフリーランスのお片付けカウンセラーとして活動して参りました。
住まいのお仕事を通して、人々の暮らしを豊かにすることが大好きで「田村市に多くある空き家を活用して、自然と人がつながり、共生できる心豊かに暮らせるシェアハウスとカフェをつくりたい」と思います。
田村市に移住して1カ月になりますが、お水がおいしかったり、星がきれいだったり、鳥のさえずりが心地よかったり、日々自然の豊かさに感動しています。四季折々の自然とのつながり、人々の温かさが都会にはなかった暮らしの魅力であり、豊かさを生み出していると感じます。
日本の住宅はもともと、自然の気配や人の気配を感じられる造りでした。今は、快適さや便利さと引き換えに、自然や人との距離が遠くなっていると感じます。田村市の方が自然と共に生きてきた歴史を、今の世代が取り入れやすく、次世代にも大切につなげていけるような自然と人を結ぶシェアハウスとカフェをつくりたいと思います。そして、私たちのような移住者と地域の皆さんが交流でき、大人から子供まで集えて愛される場所にしていきたいです。どうぞよろしくお願いします。

▽プロフィール
埼玉県出身。子供3人と木工作家の夫と田村市に移住。木工作家の夫と共に、自然に近い場所で暮らしたいと移住先を探していたところ、自然豊かで人があったかい田村市に魅了され、移住を決意。昆虫が大好きな子供たちと、田んぼで捕まえた水カマキリを飼育中。