■打ち水で暑い夏を楽しもう
暑い夏がやってきましたね!こんな時は、昔ながらの知恵「打ち水」で涼しさを取り戻しましょう。打ち水は、地面に水を撒くことで周囲の温度を下げる日本の伝統的な方法です。打ち水が涼しく感じるのは、水が蒸発するときに周囲の熱を吸収する「気化熱」という現象のおかげです。そのため、地面の温度が下がり、空気もひんやりと感じられます。
ご家庭で手軽に打ち水を楽しむためには、お風呂の残り湯やエアコンの排水、米のとぎ汁など、再利用水を活用するのがおすすめです。水がすぐに蒸発せず、地面に水を長く保つことができる朝や夕方の涼しい時間帯、日なたよりも日かげに打ち水を行うと、さらに効果が長持ちします。すだれやグリーンカーテンの設置で日かげを作ることも効果的です。
今年の夏は、エコな打ち水を取り入れて、涼しく過ごしてみませんか?家族みんなで打ち水を楽しんで、楽しい夏の思い出を作り、暑い夏を乗り切りましょう!
(獨協大学国際環境経済学科4年 日野原)
打ち水で涼しさを感じる仕組みについてはこちら(※本紙二次元コード)をご参照ください。
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