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[エゴマ特集]栄養満点の郷土料理「まんがこ汁」

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福島県田村市

かつて小麦の栽培が盛んだった田村市では、貴重な白米の代わりに小麦粉を使った料理でお腹を満たすことがありました。まんがこは、練った小麦粉を薄く伸ばし、細長い櫛状の形が始まりです。それが田植えで馬を引く馬鍬(まぐわ)の形に似ていることから、「まぐわっこ」と変化し、「まんがこ」と呼ばれるようになりました。まんがこの形は変わりましたが、具だくさんの鍋で煮込むのは、今も昔も一緒です。
今年の正月は、ぜひご家族で田村の郷土料理「まんがこ汁」をつくってみませんか?

材料(3~4人前):
・じゃがいも…2個
・にんじん…1本
・ごぼう…1本
・大根…1/3本
・肉…100g
・豆腐…半丁
・白菜…1/4
・ねぎ…2本
・小麦粉…200g
・エゴマの実…20g
・みそ・しょうゆ・だしの素…適量

調理に挑戦したのは、今年度からエゴマの栽培に取り組んでいる常葉小学校6年生の児童です。
田村市エゴマ振興協議会の根本君江会長たちに丁寧に教えていただき、作り上げました。子どもたちの奮闘ぶりをお楽しみください。

▽新東北みやげコンテストで入選
市エゴマ振興協議会は、東北各地で生まれた新しいおみやげの中でも特に素晴らしいものを表彰する「第11回新東北みやげコンテスト」に、たむらのエゴマ油(生搾り)を応募しました。たむらのエゴマ油は、267商品の中から入賞を果たしました。

■常葉小児童がクッキングにTRY!
(1)炒(い)る
エゴマをフライパンに入れ、弱~中火で炒ります。エゴマが「パチパチ」と鳴り、香りが出てきたら火を止めます。
(2)する
エゴマをすり鉢に移し、丁寧にすります。
(3)混ぜる
小麦粉とすったエゴマに入れて混ぜ、水を加え混ぜます。
(4)茹(ゆ)でる
別の鍋で湯を沸かし、(3)で混ぜたものをスプーンでまとめて、茹でます。
(4)で茹でたものを、食材の入った鍋に入れ、ひと煮立ちさせたら出来上がりです。

○エゴマで長生き
吉田侑馬君(12)
これまで育ててきたエゴマの味を知ることができました。エゴマが入ったまんがこ汁をたくさん食べて、長生きしたいです。

○正月に食べたいまんがこ汁
本田凜子さん(12)
まんがこ汁は、多くの人が集まる正月に食べたいなと思いました。まんがこを均等にするのが難しかったです。家でも作ってみたいです。

■取り扱い店舗
・農産物直売所ふぁせるたむら【電話】82-4800
・農産物直売所愛情館【電話】024-991-9080
・福島県観光物産館【電話】024-525-4031
・ヨークベニマルメガステージ田村店【電話】81-1311
・しんみせ【電話】82-0017

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