■田村市長 白石高司
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
令和7年が、皆さまにとって健やかで希望に満ち溢れた幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げますとともに、日頃より市政にお寄せいただいておりますご支援とご協力に対し、心より御礼を申し上げます。
今年の干支、「乙巳(きのとみ)」は、新たな成長や変化に前向きになる、これまで努力したことが実を結ぶ年になると言われております。本年は田村市合併20周年を迎える記念すべき年でもありますので、これまで先人が築き上げてきた田村市の礎を発展させ、明るい未来が切り拓けるよう、決意を新たにしているところでございます。
はたちを迎えた田村市が一つとなり、本市の目指すまちの将来像「ワクワクがとまらない 自然とチャレンジがいきるまち 田村市」の実現に向けて、充実した子育て・医療・介護・福祉サービス、自主防災組織の全地域設立に向けた取り組み、自動運転バスの導入等による安定的な公共交通サービスの提供、エゴマ油や昆虫の聖地化など、誇れる地域の宝を活かしたPR事業、農業従事者向けの各種補助制度、高い学びに触れる機会を創出する「東大10人構想」、地元商工業の活性化を目指すエコノミックガーデニング事業などの各種施策を引き続き推進し、市民の皆さまの安全・安心な暮らしの確保に取り組んでまいります。
すべては、誰一人取り残すことのなく一人一人の笑顔をつくるため、皆さまの声を推進力として、「よりよい田村市」づくりに向け一歩一歩着実に邁進してまいりますので、なお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
■田村市議会議長 大橋幹一
明けましておめでとうございます。
市民の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
また、平素より市議会活動に対しまして、温かいご理解とご協力を賜り、心から御礼を申し上げます。
昨年を振り返りますと、地域経済の回復が進む一方、物価高やエネルギー価格の上昇が市民生活に大きな影響を与えた年でございました。
また、少子高齢化や人口減少といった喫緊の課題が一層顕著となる中、持続可能な地域づくりへの取り組みが求められております。
こうした中、市議会では、市民の皆様の声を丁寧に受け止め、政策提言や議会改革に積極的に取り組んでおります。
今年度は特に、議会基本条例の理念に基づき、新たな議会改革の一歩を踏み出すため、議会改革特別委員会による調査・研究を進め、議会運営の一層の透明化と効率化を目指してまいります。
また、田村市が直面する課題解決のためには、議会と市民、そして行政が一体となり、未来を見据えた協働の姿勢が何より重要です。市民の皆様の生活の安心と地域の活性化に向けて、議員一同、誠心誠意取り組んでまいります。
結びに、本年が市民の皆様にとりまして、笑顔と希望に満ちた飛躍の一年となりますよう、心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>