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特集 ゼロカーボンチャレンジしらかわ Road to 2050

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福島県白河市

■ゼロカーボンチャレンジしらかわとは?
近年の集中豪雨や大型台風の発生など、さまざまな気候変動を引き起こしている大きな要因に地球温暖化が挙げられます。2015年のパリ協定では、その対策として「世界的な平均気温上昇を1.5℃に抑える努力をする」という目標が掲げられました。

これを達成するためには、2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出量をゼロにする必要があります。このため、市民・企業・行政が一体となり、2050年までに市内からのCO2排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンチャレンジしらかわ」を2021年に宣言しました。市はかけがえのない豊かな自然を守り、安心して住み続けられる故郷を良好な状態で次の世代へとつなぐべく、脱炭素社会の実現に向け取り組みます。
※実質ゼロとは、CO2排出量と森林などによる吸収量を均衡させ、差し引きゼロにすることです。

「CO2排出量削減目標」

市では、2023年3月にCO2排出削減を推進するための総合的な計画となる「白河市地球温暖化対策実行計画」を策定しました。
計画では、2013年度を基準とし、2030年度に50%、2040年度に75%、2050年度に100%削減を目標に定めています。

◆市ではこんな取り組みをしていきます!
「具体的な取り組みを紹介するワン!」

▽食品ロス削減マッチングサービス事業

店舗が廃棄の可能性がある食品を、Web上に値引きして掲載し、消費者がお得に購入することで食品ロス削減を図ります。
詳しくは、市ホームページをご覧ください。
※二次元コードは、本誌をご覧ください。

▽次世代自動車導入補助金事業
燃料電池自動車と電気自動車の導入に対し、車両本体購入額(税抜き)の一部を次のとおり補助します。

▽環境フォーラム事業
10月15日(日)、コミネスと市立図書館駐車場で環境フォーラムを開催します。さかなクンが環境について講演するほか、企業の環境活動の取り組みを学ぶことができます。

▽公共施設脱炭素化推進事業
公共施設へのLED照明など、省エネ設備を積極的に導入します。

▽EV(電気自動車)シェアリング事業
公用車として使用している2台のEVを、休日のみ一般開放してカーシェアリングすることで、CO2排出削減を進めます。
また、災害時にはEVを「動く蓄電池」として活用します。
※令和5年11月頃事業開始予定

■次の世代に向けて、今私たちができることは
私たちは日常生活で、照明・家電製品・冷暖房・自動車などを使用し、多くのCO2を排出していることが右のグラフから分かります。
削減目標を達成するためには、市民・企業・行政がそれぞれの役割を認識し、主体的に対策に取り組むことが重要です。
これらの取り組みを通して、環境負荷を軽減した社会をつくり、豊かな自然環境を未来に残しましょう!

「まずは身近なことから始めるワン!」
・エアコンの暖房設定を1℃下げる「25.9Kg-CO2/年削減」
・冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」に弱める「30.1Kg-CO2/年削減」
・テレビを見る時間を1日1時間減らす「8.2Kg-CO2/年削減」
・車間距離にゆとりを持って、急な加速・減速を少なくする「04.0Kg-CO2/年削減」
その他の省エネ行動例などは、経済産業省のホームページをご覧ください。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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